創通、1Qは売上高2%減、営業益27%増に 利益率の高いライツ事業が大幅増収増益に…「ガンダム」シリーズの商品化権収入が増加

創通<3711>は、1月11日、2019年8月期の第1四半期(9~11月)の連結決算を発表、売上高32億2400万円(前年同期比2.8%減)、営業利益6億6900万円(同27.8%増)、経常利益6億7300万円(同28.7%増)、最終利益4億6100万円(同17.2%増)となった。
 

各セグメントごとの状況は以下の通り。

①メディア事業…売上高19億500万円(前年同期比18.9%減)、営業利益7400万円(同15.7%減)
継続番組である「それいけ!アンパンマン」のほか、「色づく世界の明日から」「閃乱カグラ SHINOVI MASTER-東京妖魔篇-」「叛逆性ミリオンアーサー」「CONCEPTION」などの新作のテレビアニメーション番組についての製作出資・製作委員会の組成・共同運営並びにプロデュース事業を実施した。期初の計画通りに推移したが、同社管理のキャラクターを利用した販促・集客キャンペーン、イベントの新規受注が減少し、前年同期に比べ売上高が減少した。

②ライツ事業…売上高12億7400万円(同38.3%増)、営業利益6億2400万円(同35.4%増)
「ガンダム」シリーズ以外については、製作委員会からの配分金が減少したものの、「ガンダム」シリーズについては、玩具およびアーケードゲームに関する商品化権収入の増加により、増収となった。

③スポーツ事業…売上高4500万円(同5.4%減)、営業損益600万円の赤字(前年同期700万円の赤字)
プロ野球のオフシーズンに当たるため売上額自体は大きくないが、おおむね期初の計画通りに推移した。

なお、2019年8月期通期の予想については、従来予想から変更なく、売上高157億円(前期比7.0%減)、営業利益25億4000万円(同2.9%減)、経常利益25億6500万円(同5.9%減)、最終利益17億6000万円(同5.9%減)の見込み。
 
株式会社創通
https://www.sotsu.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社創通
設立
1965年10月
代表者
代表取締役社長 難波 秀行
決算期
3月
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