マーベラスのオンライン事業、QonQでは増収増益に 『ログレス』の周年イベントや『シノマス』PC版サービス開始も寄与 構造改革による立て直しを推進
マーベラス<7844>は、1月31日、2019年3月期の第3四半期累計(4~12月)の連結決算を発表した。その中から今回はオンライン事業の状況を取り上げたい。
同社のオンライン事業は、第3四半期累計では減収減益となっているが、第3四半期期間(10~12月)の業績を四半期推移(QonQ)で見てみると、売上高は前四半期比11.7%増、セグメント利益は同53.1%増と回復傾向を見せた。これは主力の『剣と魔法のログレス いにしえの女神』が11月に5周年の周年イベントを実施していることに加え、『シノビマスター 閃乱カグラ NEW LINK』が11月より新たにDMM GAMES版のサービスも開始したことなどが寄与しているものと思われる。
なお、オンライン事業については、コンシューマ事業と意思決定ラインを分離するなど、スピーディーな意思決定を行える体制を構築しているほか、早期退職優遇制度の実施などによる人員体制の見直し、パイプラインの見直しなど来期・再来期に向けた立て直しのための構造改革に取り組んでおり、次の四半期移行も収益改善が進んでいくのか注目されるところだ。
同社のオンライン事業は、第3四半期累計では減収減益となっているが、第3四半期期間(10~12月)の業績を四半期推移(QonQ)で見てみると、売上高は前四半期比11.7%増、セグメント利益は同53.1%増と回復傾向を見せた。これは主力の『剣と魔法のログレス いにしえの女神』が11月に5周年の周年イベントを実施していることに加え、『シノビマスター 閃乱カグラ NEW LINK』が11月より新たにDMM GAMES版のサービスも開始したことなどが寄与しているものと思われる。
なお、オンライン事業については、コンシューマ事業と意思決定ラインを分離するなど、スピーディーな意思決定を行える体制を構築しているほか、早期退職優遇制度の実施などによる人員体制の見直し、パイプラインの見直しなど来期・再来期に向けた立て直しのための構造改革に取り組んでおり、次の四半期移行も収益改善が進んでいくのか注目されるところだ。
会社情報
- 会社名
- 株式会社マーベラス
- 設立
- 1997年6月
- 代表者
- 代表取締役社長 執行役員 兼 デジタルコンテンツ事業本部長 佐藤 澄宣
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高294億9300万円、営業利益24億1500万円、経常利益30億200万円、最終損益5億1700万円の赤字(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 7844