ユナイテッド、3Qは売上高2.1倍、営業益は約10倍に メルカリ株売却益による投資を実施 3Q期間はトライフォートを連結子会社化

ユナイテッド<2497>は、1月31日、2019年3月期の第3四半期累計(4~12月)の連結決算を発表、売上高229億2100万円(前年同期比2.1倍)、営業利益112億6400万円(前年同期11億2000万円)、経常利益112億3900万円(同11億600万円)、最終利益73億1700万円(同5億8400万円)となった。
 

主なセグメントごとの状況は以下のとおり。

①アドテクノロジー事業…売上高47億5600万円(前年同期比19.1%減)、セグメント損益6000万円の赤字(前年同期5億1400万円の黒字)
アプリインストール広告においては「ADeals」が順調に拡大を続けているものの、ウェブ広告では「adstir」の媒体仕入費用の増加による売上総利益率の減少により、減収減益となった。

②ゲーム事業…売上高17億9400万円(同33.4%増)、セグメント損益2億8800万円の赤字(前年同期4億5800万円の黒字)
既存タイトルである『クラッシュフィーバー』や『CocoPPa Play(ココッパプレイ)』に加え、昨年10月に提供を開始した『東京コンセプション』などの開発を進めた。また、経験豊富な開発組織や優秀な経営人材の参画を期待し、第3四半期期間よりトライフォートを連結子会社化した。トライフォートの連結子会社化や『東京コンセプション』のリリースにより売上は増加したものの、新規タイトルの開発投資の継続により、増収減益となった。

③コンテンツ事業…売上高33億7600万円(同14.6%増)、セグメント損益1億5300万円の赤字(前年同期4億6900万円の黒字)
新サービスを開始したSmarpriseおよび主力事業が好調なキラメックス、フォッグが売上増加に貢献し、増収となった。セグメント利益は、Smarpriseやアラン・プロダクツにおける既存高収益事業の縮小により減益となった。

④インベストメント事業…売上高130億5500万円(同3,765.1%増)、セグメント利益129億100万円(同5,082.2%増)
投資先であるメルカリの上場に伴う株式売却益を計上した。

なお、2018年3月期通期の連結業績予想は、レンジ予想で売上高と営業利益の予想のみを開示しており、売上高は269億~291億円(前期比86.2~101.5%増)、営業利益は100億円~110億円(同6.0~6.6倍)としている。
 
ユナイテッド株式会社
https://united.jp/

会社情報

会社名
ユナイテッド株式会社
設立
1998年2月
代表者
代表取締役社長兼執行役員 早川 与規/代表取締役兼執行役員 金子 陽三
決算期
3月
上場区分
東証グロース
証券コード
2497
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