セガサミーHD、デジタルゲーム分野や遊技機事業の苦戦で通期予想を下方修正 デジタルゲーム分野の固定資産の減損損失61億円を計上
セガサミーホールディングス<6460>は、2月5日、2019年3月期通期の連結業績予想の修正を発表、売上高は従来予想3900億円から3370億円(増減率13.6%減)、営業利益は同210億円から130億円(同38.1%減)、経常利益は同160億円から75億円(同53.1%減)に下方修正し、最終損益は同120億円から15億円の赤字に転落した。
エンタテインメントコンテンツ事業のデジタルゲーム分野は、新作タイトルの投入による収益拡大を目指したが、新作タイトルの投入時期が遅延したことや投入したタイトルが期待値を下回ったことなどから、既存主力タイトルの減衰を補うには至らない見込み。デジタルゲーム分野以外のエンタテインメントコンテンツ事業は、パッケージゲーム分野を中心におおむね前回予想を上回って推移しているが、デジタルゲーム分野の収益低下を補うには至らず、エンタテインメントコンテンツ事業の売上高・営業利益は前回発表予想を下回る見込みとなった。
遊技機事業は、型式試験における適合の取得が想定を下回ったことを主因に、販売タイトル数・販売台数が当初の計画を下回る見込みとなり、営業費用の抑制に取り組んだが、売上高・営業利益は前回発表予想を下回る見込みとなった。
なお、セガゲームスおよびその連結子会社が保有するデジタルゲーム分野の固定資産の一部について、第3四半期決算において減損損失61億800万円を特別損失に計上したこともあり、最終損益は赤字計上となった。
また、同日に発表した第3四半期累計(4~12月)の連結決算は、売上高2503億円(前年同期比4.0%減)、営業利益119億円(同53.5%減)、経常利益90億円(同62.9%減)、最終利益6億円(同95.0%減)となった。
セグメント別の状況は以下のとおり。
①遊技機事業…売上高761億60百万円(前年同期比20.3%減)、営業利益96億100万円(同36.7%減)
パチスロ遊技機は、初の6号機となる「パチスロチェインクロニクル」などの販売を行い、3万1000台の販売(前年同期7万5000台の販売)となった。パチンコ遊技機は、「ぱちんこCRブラックラグーン3』などの販売を行い、13万6000台の販売(前年同期12万9000台の販売)となった。
②エンタテインメントコンテンツ事業…売上高1662億1000万円(同5.2%増)、営業利益106億200万円(同38.6%減)
デジタルゲーム分野は、新作『龍が如く ONLINE』などのサービスを開始いたしましたが、既存運営タイトルのサービス終了に伴う損失が発生した。パッケージゲーム分野は、『Football Manager 2019』や『JUDGE EYES:死神の遺言』などの新作販売と、継続的なリピート販売の貢献により、販売本数は1851万本(前年同期1428万本)となった。
アミューズメント機器分野は、引き続きプライズ機などを中心に販売を実施した。アミューズメント施設分野ては、プライズを中心とした施設オペレーションの実施により、国内既存店舗の売上高は前年同期比で104.2%となった。映像・玩具分野は、映像配信の収入を計上したほか、玩具において、新製品や定番商品などを販売した。
③リゾート事業…売上高79億4900万円(同8.0%増)、営業損益19億1800万円の赤字(前年同期18億4300万円の赤字)
リゾート事業は、国内有数のリゾート「フェニックス・シーガイア・リゾート」において、大規模リニューアルの効果があったことや、イルミネーションなどの集客施策の実施、また、これに伴う九州域を中心に行ったプロモーションなどにより、利用者数は前年同期比35.4%増となった。
エンタテインメントコンテンツ事業のデジタルゲーム分野は、新作タイトルの投入による収益拡大を目指したが、新作タイトルの投入時期が遅延したことや投入したタイトルが期待値を下回ったことなどから、既存主力タイトルの減衰を補うには至らない見込み。デジタルゲーム分野以外のエンタテインメントコンテンツ事業は、パッケージゲーム分野を中心におおむね前回予想を上回って推移しているが、デジタルゲーム分野の収益低下を補うには至らず、エンタテインメントコンテンツ事業の売上高・営業利益は前回発表予想を下回る見込みとなった。
遊技機事業は、型式試験における適合の取得が想定を下回ったことを主因に、販売タイトル数・販売台数が当初の計画を下回る見込みとなり、営業費用の抑制に取り組んだが、売上高・営業利益は前回発表予想を下回る見込みとなった。
なお、セガゲームスおよびその連結子会社が保有するデジタルゲーム分野の固定資産の一部について、第3四半期決算において減損損失61億800万円を特別損失に計上したこともあり、最終損益は赤字計上となった。
また、同日に発表した第3四半期累計(4~12月)の連結決算は、売上高2503億円(前年同期比4.0%減)、営業利益119億円(同53.5%減)、経常利益90億円(同62.9%減)、最終利益6億円(同95.0%減)となった。
セグメント別の状況は以下のとおり。
①遊技機事業…売上高761億60百万円(前年同期比20.3%減)、営業利益96億100万円(同36.7%減)
パチスロ遊技機は、初の6号機となる「パチスロチェインクロニクル」などの販売を行い、3万1000台の販売(前年同期7万5000台の販売)となった。パチンコ遊技機は、「ぱちんこCRブラックラグーン3』などの販売を行い、13万6000台の販売(前年同期12万9000台の販売)となった。
②エンタテインメントコンテンツ事業…売上高1662億1000万円(同5.2%増)、営業利益106億200万円(同38.6%減)
デジタルゲーム分野は、新作『龍が如く ONLINE』などのサービスを開始いたしましたが、既存運営タイトルのサービス終了に伴う損失が発生した。パッケージゲーム分野は、『Football Manager 2019』や『JUDGE EYES:死神の遺言』などの新作販売と、継続的なリピート販売の貢献により、販売本数は1851万本(前年同期1428万本)となった。
アミューズメント機器分野は、引き続きプライズ機などを中心に販売を実施した。アミューズメント施設分野ては、プライズを中心とした施設オペレーションの実施により、国内既存店舗の売上高は前年同期比で104.2%となった。映像・玩具分野は、映像配信の収入を計上したほか、玩具において、新製品や定番商品などを販売した。
③リゾート事業…売上高79億4900万円(同8.0%増)、営業損益19億1800万円の赤字(前年同期18億4300万円の赤字)
リゾート事業は、国内有数のリゾート「フェニックス・シーガイア・リゾート」において、大規模リニューアルの効果があったことや、イルミネーションなどの集客施策の実施、また、これに伴う九州域を中心に行ったプロモーションなどにより、利用者数は前年同期比35.4%増となった。
会社情報
- 会社名
- セガサミーホールディングス株式会社
- 設立
- 2004年10月
- 代表者
- 代表取締役会長 里見 治/代表取締役社長 グループCEO 里見 治紀
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高4678億9600万円、営業利益568億3600万円、経常利益597億7800万円、最終利益330億5500万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 6460