バンダイ、AIとの対戦・共闘/AI育成できるデジタルカードゲーム『ゼノンザード』を今夏サービス開始! HEROZが開発協力、メディアミックス展開も
バンダイは、AI(人工知能)の技術を活用したデジタルカードゲームの新ブランド「AI CARDDASS」を立ち上げ、AIを活用したサービスの企画・開発・運営を行うHEROZ<4382>との共同開発により、その第1弾タイトルとなるスマートフォン向けアプリ『ゼノンザード』を2019年夏にサービス開始すると発表した。主なターゲットは10代後半~20代の男性となる。
『ゼノンザード』は、昨年カード事業の開始から 30 周年を迎えたバンダイが贈る、新たなデジタルカードゲーム。カードゲームに特化した AI を用い、「AI との対戦」に加え、「AI との共闘」、「AI の育成」という要素が新しいポイントとなる。“ルールが複雑で初心者が参入しづらい”と言われるカードゲームにおいて、キャラクター化された“パートナーAI”のサポートによりカードゲーム特有の難しさや手間が減り、誰でもすぐに一流プレイヤーと肩を並べることができる。
また、ゲームにはストーリーがあり、原案・世界観設定に人気小説家・上遠野浩平氏(代表作:『ブギーポップは笑わない』)を迎え、バンダイとストレートエッジが共同で原作を手掛ける。ゲームを進めるにつれ徐々に明かされる人間と AI の「戦い」や「共闘」のドラマを描く壮大なストーリーが楽しめるだけでなく、2019 年夏には TV アニメ1話分相当のプロモーションアニメを公開し WEB 配信を行う。
また『ゼノンザード』では、プレイヤーと AI キャラクターをリアルタイム合成した映像を投影してバトル空間を演出するなど、プレイヤーだけでなく観客も楽しめるショーバトルイベントを実施していく。さらに、6 月には国内最大級の e スポーツイベント「RAGE」への出展も予定しているそうだ。
第 1 弾タイトル『ゼノンザード』のポイント
◇カードゲーム特化型 AI を搭載
HEROZの提供する独自AI「HEROZ Kishin」を活用し、共同開発した「カードゲーム特化型AI」を搭載し、さまざまなシーンでAIを活用している。
◇AI のサポート
プレイヤー1 人 1 人がキャラクター化されたパートナーAI「コードマン」をバディとして選択することで、バトル中のサポートだけでなく、対戦後のバトル分析やデッキ構築のアドバイスなども行ってくれる。
◇AI の育成
「コードマン」は、ユーザーのプレイ内容や思考、癖によって様々な成長を遂げる。同じ見た目でも、中身はプレイ内容や頻度によって異なる。
◇AI との対戦
サポートだけではなく、“倒すべき存在”としての“AI キャラクター”も用意しており、アプリの中で誰でも「人間 vs AI」を楽しめるようになる。
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ⓒBANDAI・STRAIGHT EDGE
会社情報
- 会社名
- 株式会社バンダイ
- 設立
- 1950年7月
- 代表者
- 代表取締役社長 竹中 一博
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1491億5500万円、営業利益122億4100万円、経常利益134億4600万円、最終利益99億4700万円(2023年3月期)
会社情報
- 会社名
- HEROZ株式会社
- 設立
- 2009年4月
- 代表者
- 代表取締役Co-CEO 林 隆弘/代表取締役Co-CEO 髙橋 知裕
- 決算期
- 4月
- 直近業績
- 売上高48億4100万円、営業利益4億5100万円、経常利益3億6800万円、最終損益:11億3400万円の赤字(2024年4月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 4382