サイバーエージェント<4751>の人工知能技術の研究開発組織である「AI Lab」は、昨日(3月14日)、東京工業大学情報理工学院教授の岡崎直観氏と「広告キャッチコピーの特徴分析と自動生成」に関する共同研究を開始したことを明らかにした。
岡崎直観教授は自然言語処理を専門とし、言葉を理解する計算機の実現に向け、言語ビッグデータから知識を自動的に獲得する研究や、深層学習に基づく意見分析や言語生成など、様々な研究テーマに取り組み、成果を残しているほか、多くのオープンソースソフトウェアを公開している。
今回の共同研究では、これまでに作成したキャッチコピーを中心とする大量のクリエイティブデータから、「広告効果と相関性のある表現の発見や、新しい訴求ポイントの提案」「コピーライターの特性分析を行う、広告キャッチコピー自動生成モデルの構築」に取り組む、としている。
研究で得られた知見は、コピーライターが創るオリジナルコピーの制作支援や、広告キャッチコピー自動生成システムの開発に応用していくことで、コピーライターやクリエイターにおける制作時間の大幅な削減に貢献するとともに、ユーザー毎に最適化された広告クリエイティブの提供を目指す。
会社情報
- 会社名
- 株式会社サイバーエージェント
- 設立
- 1998年3月
- 代表者
- 代表取締役 藤田 晋
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高7202億0700万円、営業利益245億5700万円、経常利益249億1500万円、最終利益53億3200万円(2023年9月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 4751