![](https://i3.gamebiz.jp/images/original_logo/12743344405c98629126cf30026-1553490596.jpg)
WFSは、3月15日、同社内にて『AFTERLOST - 消滅都市』先行体験会を開催した。
当日は、『消滅都市』5周年記念作品となる『AFTERLOST - 消滅都市』を一足先にプレイできたほか、『消滅都市』シリーズディレクターである下田翔大氏より概要説明が行われた。また、会場ではアニメ「消滅都市」1話や最新PVを上映。本稿では、その模様をレポートしていく。
![](https://i3.gamebiz.jp/images/original_logo/13216980155c98629219a260026-1553490614.jpg)
▲会場の壁面には『消滅都市』の主人公であるタクヤやユキの姿も。
![](https://i3.gamebiz.jp/images/original_logo/19595495075c98629314ff30026-1553490632.jpg)
▲『消滅都市』シリーズディレクターである下田翔大氏。WFSのIPタイトルを統括する立場でもある。
そもそも『AFTERLOST - 消滅都市』は、「原作(『消滅都市』)の物語をもう一度楽しんでいただく」というコンセプトのもとに作られた新作アプリである。このタイミングで新たなアプリをリリースすることについて下田氏は、「目的は『消滅都市』を広げていくことにある」と企画発端の経緯を説明した。現在サービス中の『消滅都市0.』のファンを起点に、これまで想いを伝えられなかった人たちに勧めやすい作品にすることで、より多くの人々に『消滅都市』を届けたいという想いがあるようだ。本作は、現在サービス中の『消滅都市0.』のキャラクターや世界観をベースにして、2019年4月にリリースを予定している。
![](https://i3.gamebiz.jp/images/original_logo/20854634735c986294118b60026-1553490667.jpg)
▲指先一本の簡単操作で遊べるアプリと謳ってリリースされた『消滅都市』だったが、運営を続ける中で「プレイヤースキルに左右されるゲームになっている」ということに気付く。そこで、より簡単に爽快なバトルと物語を楽しめる方向を目指して開発されたのが『AFTERLOST - 消滅都市』になる。
バトルはアクションから”エンターテインメントへ”をコンセプトに、よりストーリーへの没入感が増すように。また、ユキの一人称視点で物語を語るというように切り口を変え、演出にリッチな表現を搭載することで、かつて『消滅都市』ファンだったユーザーへの呼びかけも図っているとのこと。
![](https://i3.gamebiz.jp/images/original_logo/15305632965c9862950718f0026-1553490778.jpg)
![](https://i3.gamebiz.jp/images/original_logo/13208657915c986295edc370026-1553490787.jpg)
▲曲はリミックスされており、ユキの心情表現に一役買っているとのこと。
そのほか、「運営型」である『消滅都市0.』にはこれまで通りコミュニティの中心を置きつつ、『AFTERLOST - 消滅都市』は「コンテンツ蓄積型」にすることでいつでも同じ体験ができるように、また仲間を広げていくためのツールとして最適に機能するよう設計しているとの説明があった。
![](https://i3.gamebiz.jp/images/original_logo/7963182385c986296ea5160026-1553490937.jpg)
![](https://i3.gamebiz.jp/images/original_logo/3434931945c986297c3b570026-1553490950.jpg)
▲アニメの放送に合わせてキャラクターイラストを刷新。また、共に戦うタマシイたちのストーリーも追加されていく予定とのことだ。
■一人称視点が生み出す新たな『消滅都市』の世界
![](https://i3.gamebiz.jp/images/original_logo/14270623985c986298ae0c90026-1553490988.jpg)
ここからは、実機でのプレイレビューをお届けしていく。今回は1時間限定の体験会となったため序盤のみのレポートとなるが、新たに判明したシステムや筆者の所感を交えてお伝えしていく。
![](https://i3.gamebiz.jp/images/original_logo/2352780985c986824126750026-1553492011.png)
▲ホーム画面には背を向けたユキの姿が。本作では、会話シーンでキャラ同士が正面から向き合ったカットが用意されているので、先ほど説明のあった通り「これはユキの視点である」ということが暗示されているのだろうか。
![](https://i3.gamebiz.jp/images/original_logo/17297446885c986898aacea0026-1553492135.png)
![](https://i3.gamebiz.jp/images/original_logo/4178765085c98689be66800026-1553492182.png)
![](https://i3.gamebiz.jp/images/original_logo/15462331375c98689adf2450026-1553492176.png)
![](https://i3.gamebiz.jp/images/original_logo/9951716475c98689d0e4ba0026-1553492190.png)
物語の展開は原作の『消滅都市』で描かれたものに沿っているが、台詞の間にユキの心情が語られていることで、より物語への理解度を増すことができる。また、物語を第三者として眺めているのではなく、自分もその世界に入り込んだような没入感を得ることができた。これは実際に体験しなければ伝わり辛いところかもしれないが、いうなれば小説やライトノベルを集中して読んでいるときの感覚に似ているかもしれない。
![](https://i3.gamebiz.jp/images/original_logo/14001836305c9867669e1f60026-1553491831.png)
![](https://i3.gamebiz.jp/images/original_logo/9081005285c986770c3ad90026-1553491839.png)
![](https://i3.gamebiz.jp/images/original_logo/119949315c986899c69620026-1553492142.png)
▲こちらはユキの心情が描かれているシーン。
![](https://i3.gamebiz.jp/images/original_logo/5616820985c98644d3420c0026-1553491059.jpg)
![](https://i3.gamebiz.jp/images/original_logo/19583948995c9867a57bf290026-1553491884.png)
▲物語の随所にアニメが差し込まれている。原作を未プレイでアニメから入ったというファンにも取っつきやすそうな印象を与えられた。
![](https://i3.gamebiz.jp/images/original_logo/18957568695c98644ee515b0026-1553491084.jpg)
![](https://i3.gamebiz.jp/images/original_logo/20503728375c98644fc62b00026-1553491092.jpg)
![](https://i3.gamebiz.jp/images/original_logo/20108719185c986450a25bb0026-1553491101.jpg)
▲会話シーンの表現方法も様々で、シーンに合わせた表現になっている。
バトルは基本的にオートで進行する。通常攻撃は味方と敵が交互に繰り出すようになっており、キャラアイコンの左下に記された数値の分だけ通常攻撃を行うと、任意のタイミングでタップしてスキルを発動することができる。スキルは強力な攻撃や回復など、各キャラに備えられたものを使用できるが、敵タマシイの名前の横にある数値が0になった際にも相手からも強力な攻撃をされるため注意が必要だ。
![](https://i3.gamebiz.jp/images/original_logo/15370698205c986842e74e70026-1553492042.png)
![](https://i3.gamebiz.jp/images/original_logo/15328513785c986843e92430026-1553492048.png)
▲複数のタマシイが同時に出現するのはシリーズファンとしても新鮮なはず。敵もHPが減ったタマシイを回復することがあるので、回復スキルを持つ敵はタップしてターゲットを切り替え、優先的に倒そう。
![](https://i3.gamebiz.jp/images/original_logo/19391318165c98645250ec00026-1553491134.jpg)
![](https://i3.gamebiz.jp/images/original_logo/17873087435c9864531c8590026-1553491142.jpg)
▲スキルの演出も大幅にパワーアップ。派手なエフェクトが爽快感抜群で、一緒に戦っている感も増す。
また、今回のプレイではタマシイを強化できるところまでたどり着くことができなかったが、強化はアイテムで行える仕様になっているとのこと。また、クエストクリア後にも経験値を入手することができる。
![](https://i3.gamebiz.jp/images/original_logo/6828769155c9867e1940dc0026-1553491945.png)
![](https://i3.gamebiz.jp/images/original_logo/886061655c9867e2a544c0026-1553491952.png)
▲マップもよりリアルに。タマシイの仕様も『消滅都市0.』とは異なるようだ。
タマシイの入手は、ガチャ、またはオーダーを達成することで入手できるようになっている。
![](https://i3.gamebiz.jp/images/original_logo/12559247925c9864fd5fd120026-1553491231.jpg)
![](https://i3.gamebiz.jp/images/original_logo/6279267745c9864fe55ca80026-1553491237.jpg)
▲ガチャは、『消滅都市0.』に見られる封筒を引く表現からカードをめくるような表現に変わっているほか、新たなキャラを手に入れた際にはアニメーションの演出が入ることも。
![](https://i3.gamebiz.jp/images/original_logo/12229683265c9864ff307500026-1553491249.jpg)
▲オーダーは、提示された条件をクリアしていくミッションのようなもの。クエストクリアに必要なタマシイがもらえるようになっている。
編成に関しては、『消滅都市0.』にあるリーダースキルなどは存在しないので、ゲームに慣れていない方もより気軽に遊ぶことができそうだ。
![](https://i3.gamebiz.jp/images/original_logo/8479911305c986500066bd0026-1553491983.jpg)
![](https://i3.gamebiz.jp/images/original_logo/21390550765c9867fc035830026-1553491969.png)
▲手に入れたタマシイはしっかりと編成しなければ敵に勝つことはできない。実際に編成を忘れて3-2で一度ゲームオーバーになった筆者からのアドバイスだ。
まだまだ最序盤のみのプレイであるため本作の深い部分には触れられていないが、『AFTERLOST - 消滅都市』は、これから『消滅都市』を始めたいという方はもちろん、既にファンの方でもよりストーリーを見直したい、詳しく理解したいという方にはピッタリの作品に仕上がっていそうだ。
先行体験の後には冒頭で述べた通りアニメ「消滅都市」の1話が上映されたが、こちらも必見の内容。詳しくはネタバレになるため触れられないが、序盤は動いているキャラたちに感動しきりだったほか、終盤にはその展開にグッと心を掴まれて2話が非常に楽しみになる内容だった。
![](https://i3.gamebiz.jp/images/original_logo/19114383215c986500db4890026-1553491337.jpg)
▲アニメ「消滅都市」は、2019年4月より、TOKYO MX・読売テレビ・BS11にて放送開始予定。また、FODでの配信も予定されている。各局の放送時間については下記のアニメ「消滅都市」公式サイトを参考にしていただきたい。
5月の5周年を控え、これからますます盛り上がる『消滅都市』に期待しつつ、まずは4月に予定されている『AFTERLOST - 消滅都市』の配信と、アニメ「消滅都市」第1話の地上波放送を楽しみに待ちたい。
![](https://i3.gamebiz.jp/images/original_logo/19243250995c986501b02970026-1553491347.jpg)
(取材・文 編集部:山岡広樹)
■『AFTERLOST - 消滅都市』
(C) WFS
会社情報
- 会社名
- 株式会社WFS
- 設立
- 2014年2月
- 代表者
- 代表取締役社長 柳原 陽太