SME、音楽制作プラットフォーム「soundmain」のティザーサイトをオープン ブロックチェーンやAIテクノロジーを活用
ソニー・ミュージックエンタテインメント(SME)は、音楽制作に携わるクリエイターの作業効率を向上させ、創作活動を支援する音楽制作プラットフォーム「soundmain(サウンドメイン)」のティザーサイトをオープンした。
「soundmain」は、ソニーグループが持つブロックチェーンやAIなどのテクノロジーと、ソニーミュージックグループが持つ音楽制作や権利情報処理のノウハウを活用して開発を行っている、新しい音楽制作プラットフォーム。SMEは、本プラットフォームで実現する様々なサービスを通じて、サウンド領域における革新的なクリエイティブ体験の提供を目指すとともに、全てのクリエイティブ領域におけるブロックチェーン・テクノロジーの更なる活用に向けて、技術開発や実証実験を継続して行っていく。
■ブロックチェーン・テクノロジーを活かした新システムを開発
ソニーグループは、2018年10月に発表した「ブロックチェーン基盤を活用したデジタルコンテンツの権利情報処理システム」に、音楽著作権の登録機能を追加して、音楽クリエイターの権利情報処理に関する作業効率を高めた新システムを開発した。本システムには、複数権利者間の同意をブロックチェーン上に記録する機能や、ブロックチェーン上の記録を利用して著作権の登録を効率的に処理する機能が搭載されている。
■AIテクノロジーで音楽クリエイターの創作活動を支援
ソニー<6758>は、AIテクノロジーを利用した音源分離など、音楽制作作業の補助に役立つ技術を開発している。「soundmain」プラットフォームはこの技術を活用して、音楽クリエイターの創作活動を支援するサービスの実現を目指す。
▼「soundmain」ティザーサイト
https://soundmain.net
会社情報
- 会社名
- 株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメント(SME)
- 設立
- 1968年3月
- 代表者
- 代表取締役社長 村松 俊亮
- 決算期
- 3月