ソニー音楽分野、19年3月期は連結化したEMIの再評価益で営業益82%増を達成 20年3月期は減益減益 『FGO』や『マギレコ』などゲームアプリも減収見通し

ソニー<6758>の音楽分野の2019年3月期の業績は、売上高が前の期比0.9%増の8075億円、営業利益が同81.9%増の2325億円だった。大幅な増益となったが、その要因は、、EMIの連結子会社化の効果だ。EMIの音楽出版が寄与したほか、EMIの連結子会社化による再評価益1169億円が発生したことによる。

2020年3月期は、売上高は前期比2.8%増の8300億円、営業利益が同43.2%減の1350億円となる見通し。前の期に計上されたEMIの再評価益が計上されなくなるためだ。

また、アニプレックスが展開する『Fate/Grand Order(FGO)』や『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝』などモバイルゲームについて2020年3月期においては減収を見込んでいるという。

 
ソニーグループ株式会社
https://www.sony.com/ja/

会社情報

会社名
ソニーグループ株式会社
設立
1946年5月
代表者
代表執行役会長CEO 吉田 憲一郎/代表執行役社長COO兼CFO 十時 裕樹
決算期
3月
直近業績
売上高及び金融ビジネス収入13兆207億6800万円、営業利益1兆2088億3100万円、税引前利益1兆2686億6200万円、最終利益9705億7300万円(2024年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
6758
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