「KING OF PRISM」第4章大ヒット御礼舞台挨拶が「聖地」で開催…寺島惇太さん「終われる雰囲気じゃない」「続きが見たい」に大歓声

▲左から八代 拓さん、畠中 祐さん、寺島惇太さん、五十嵐 雅さん、武内駿輔さん


エイベックス・ピクチャーズは、KING OF PRISM(キンプリ)シリーズ最新作「KING OF PRISM ‐Shiny Seven Stars‐IV ルヰ×シン×Unknown」の大ヒット御礼舞台挨拶を「キンプリの聖地」こと、新宿バルト9で開催した。舞台挨拶には、寺島惇太さん(一条シン役)、畠中 祐さん(香賀美タイガ役)、八代 拓さん(十王院カケル役)、五十嵐 雅さん(鷹梁ミナト役)、武内駿輔さん(大和アレクサンダー役)が参加し、本作への思いや、様々な秘話、来年2月に予定されているライブへの抱負を語り、劇場に集まった400名のプリズムエリート(ファンのこと)を沸かせた。

「キンプリ」シリーズは、プリズムスタァを目指す個性豊かな男の子たちが、女の子をもっともトキめかせる“プリズムキング”を目指して様々な試練や困難に立ち向かっていくストーリー。劇場版「KING OF PRISM by PrettyRhythm」(16年1月9日公開)、劇場版「KING OF PRISM -PRIDE the HERO-」(17年6月10日)に続く、シリーズ最新作となる。現在放送中のシリーズ初となるTVアニメに先駆け、3月2日より全4章構成の劇場編集版が全国32館で公開している。

舞台挨拶では、まず第4章公開を受けての感想から始まった。寺島さんは、「KING OF PRISM ‐Shiny Seven Stars‐」の公開が始まってから今回の最終章まであっという間だったとし、「いまはホッとしています」と心境を明かした。そして、Twitterなどで作品に対してどんな感想が寄せられるのか楽しみと語った。

畠中さんは、第4章の台本をはじめて読んだとき、その情報量の多さに混乱し、見ている人にきちんと伝わるのか、一抹の不安があったと明かした。しかし、完成版を確認すると、作品の説得力に圧倒されて安心するとともに、「タイガを演じられてよかった」と感じたという。
 


武内さんは、アニメ制作陣と音響制作陣、劇場に運び、またテレビで応援してくれる人の思いが合致したからこそ、このクオリティの作品ができたのではないかとコメント。(自身の演じる)アレクサンダーが準備期間といった感じだったが、キャラクターたちがこれからどう歩んでいくのか、引き続き注目してほしいとした。

続けて、作品の見どころについて聞かれると、寺島さんは「全部」と即答。菱田正和監督の描いている世界が常に演者の想定を超えており、その監督の思いをいかに表現していくか、少なからずプレッシャーだったという。そうしたなかで、自身としては3年間、蓄積していたストックを出し切ることができたとし、満足できる演技ができたと述べた。

畠中さんは「ラストシーン」をあげた。「このキンプリシリーズを象徴しているのはラストシーン。みなさんが届けてくれた愛がこういう形になった」とした。

また、最終章の"Unknown"というキーワードについての捉え方について、全員がそれぞれの見解を明かしたが、八代さんは、今までプリズムショウを愛して支えてくれた皆に委ねているのでは、との見方を示した。菱田監督について、必要最低限の情報すら微妙に濁してくる監督と冗談めかして話しながら、Unknownの解釈については、ファンだけでなく、演者にも委ねているのかもしれないと解釈したとのこと。

続いて、ライブ「KING OF PRISM SUPER LIVE Shiny Seven Stars!」が2年4ヶ月ぶりとなる2020年2月に行われることが決定した。このライブイベントへの意気込みを聞かれると、武内さんは今回の4章を含めて、キンプリへの期待や愛情が高まっているタイミングと思うとし、それを超えられるようなパフォーマンスをお届けしたいと語った。
 


畠中さんは、非常に気合が入っていると述べた後、「ただ、衣装が…」と話して会場を沸かせた。ライブではアニメの衣装を再現した衣装を着ているが、自身の演じるタイガについては「ふんどし」となっているためだ。他の出演者から「自分からフラグを立てに行っている」などといじられつつも、「いやいや、無理でしょ。(ふんどし衣装でのライブについて)こんなの声優で初ですよ!」と戸惑い気味に話していた。

最後に、寺島さんは「キンプリ」シリーズについて、ファンから盛んに考察が行われてきた作品と紹介した後、その知りたい、続きが見たいという思いがシリーズ展開の原動力になったと語った。最終章で作品がきちんと完結するかと思いきや、引き続き様々な謎が散りばめられおり、寺島さんも「まだまだ続きが見たい」と感じたという。

実は寺島さん自身、アフレコ段階から「これは終われる雰囲気じゃない」と考え、菱田監督に直接確認したものの、明確に答えてくれなかったそうだ。「これだけ皆を魅了してきたんだが、最後まで責任をとってもらわないと!」と話すと、会場から割れんばかりの歓声と拍手が起こった。TVアニメ放送中で、劇場版の最終章の公開も始まったばかりだが、早くも続編への期待が高まっているようだ。
 


 

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会社名
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設立
2014年4月
代表者
代表取締役社長 寺島 ヨシキ/代表取締役副社長 勝股 英夫
決算期
3月
直近業績
非公開
上場区分
未上場
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