デジタルハーツHD、19年3月期は売上高11%増ながら営業益7%減 エンタープライズ事業の人材確保で先行投資 HEROZ株売却益で最終益は31%増
デジタルハーツホールディングス<3676>は、5月10日、2019年3月期の連結決算を発表、売上高192億5400万円(前々期比11.0%増)、営業利益16億500万円(同7.5%減)、営業利益16億5100万円(同7.4%減)、最終利益15億7500万円(同31.3%増)となった。
エンターテインメント事業は、主力のデバッグサービスを中心に、オペレーション体制の見直しや、収益機会最大化に向けたゲームメーカー向けのサービス提供体制の強化などを図ることで、競争優位性のさらなる向上に努めた。さらに、第二の収益の柱に育てるべく注力しているエンタープライズ事業は、システムテストサービスを中心に、専門人材の強化やアライアンス等も活用した新サービスの拡充を図ることで、強固な事業基盤の構築に努めした。
一方、利益面については、エンタープライズ事業において専門人材の確保・育成をはじめとする積極的な先行投資を行った影響などで、営業利益と経常利益で減益となった。ただし、最終利益については、保有するHEROZ<4382>の全株式の売却による投資有価証券売却益7億300万円を計上したこともあり、大幅な増益となっている。
なお、2020年3月期通期の連結業績予想については、売上高230億円(前期比19.5%増)、営業利益18億円(同12.1%増)、経常利益18億3000万円(同10.8%増)、最終利益12億5000万円(同20.7%減)の見込み。
エンターテインメント事業は、主力のデバッグサービスを中心に、オペレーション体制の見直しや、収益機会最大化に向けたゲームメーカー向けのサービス提供体制の強化などを図ることで、競争優位性のさらなる向上に努めた。さらに、第二の収益の柱に育てるべく注力しているエンタープライズ事業は、システムテストサービスを中心に、専門人材の強化やアライアンス等も活用した新サービスの拡充を図ることで、強固な事業基盤の構築に努めした。
一方、利益面については、エンタープライズ事業において専門人材の確保・育成をはじめとする積極的な先行投資を行った影響などで、営業利益と経常利益で減益となった。ただし、最終利益については、保有するHEROZ<4382>の全株式の売却による投資有価証券売却益7億300万円を計上したこともあり、大幅な増益となっている。
なお、2020年3月期通期の連結業績予想については、売上高230億円(前期比19.5%増)、営業利益18億円(同12.1%増)、経常利益18億3000万円(同10.8%増)、最終利益12億5000万円(同20.7%減)の見込み。
会社情報
- 会社名
- 株式会社デジタルハーツホールディングス
- 設立
- 2013年10月
- 代表者
- 代表取締役会長 宮澤 栄一/代表取締役社長CEO 筑紫 敏矢
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高365億1700万円、営業利益30億円、経常利益31億5200万円、最終利益7億9900万円(2023年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3676