総務省は、将来の経済成長を担う“データサイエンス”力の高い人材育成のため、データサイエンス・オンライン講座「社会人のためのデータサイエンス演習」を5月14日より開講している。また、高校生、大学生などの統計の有用性への理解と統計データの利活用拡大のため、独立行政法人統計センターなどとの共催で「統計データ分析コンペティション」も開催する。
■「社会人のためのデータサイエンス演習」の開講
データサイエンス・オンライン講座「社会人のためのデータサイエンス演習」は、ビジネスや行政での活用を想定した講座として、ビジネスや業務上での分析事例を中心に実践的なデータ分析（統計分析）の手法を学ぶことができる内容となっている。講座紹介用ウェブサイトで7月10日まで、誰でも受講登録が可能だ（登録料及び受講料無料）。
■「統計データ分析コンペティション」の開催
高校生、大学生等を対象に、「教育用標準データセット(SSDSE)」を用いた統計分析の論文を募集し、そのアイデアと解析力を競うコンペティションを今年度も開催する。エントリーの開始は、7月1日からとなる。
