新社会システム総合研究所は、6月27日、セミナー「eスポーツと法律実務 」を実施すると発表した。
同セミナーは、早稲田大学スポーツ科学学術院准教授 Field-R法律事務所 弁護士 松本 泰介氏が登壇する。
[日 時]
2019年6月27日午後2時~4時
[会 場]
SSKセミナールーム
東京都港区西新橋2-6-2 ザイマックス西新橋ビル4F
[講 師]
早稲田大学スポーツ科学学術院准教授
Field-R法律事務所
弁護士 松本 泰介(まつもと たいすけ) 氏
■eスポーツに関連する法務に関しては、eスポーツはスポーツか?
景品表示法、刑法賭博罪、風営法などの法的問題点について、発信者の思惑によって主張反論が繰り返され、議論が錯綜している。ただ、eスポーツビジネスは、既にこのような議論が錯綜する場面とは異なる場面でどんどん発展しており、広告ビジネス、興行ビジネス、プレイヤービジネスその他周辺ビジネスなどが次々と生まれている。
これらのeスポーツビジネスにおいては、これまでのスポーツビジネスとは大きく異なる契約実務、知的財産の権利処理が必要になってくる。本講座では、弁護士として長年スポーツビジネスの法律実務を経験し、早稲田大学で大学教員も務める講演者が、客観的な立場から、eスポーツビジネスの法律実務を、これまでのスポーツビジネスとの違いを明確にしながら、広く整理して解説していく。
1.eスポーツビジネスのルールメイキング
~これまでのスポーツビジネスと何が違う?eスポーツの多元性
2.eスポーツと広告ビジネスの法務
~ゲームメーカーの広告ビジネスとして、他企業のスポンサーシップとして
3.eスポーツと興行ビジネスの法務
~さらなる収益を目指して、高額賞金大会のために
4.eスポーツとプレイヤービジネスの法務
~映像配信ビジネス、マネジメントビジネスとして
5.eスポーツビジネスと法的リスクマネジメント
~様々な法的リスクが潜むeスポーツ事業者と取引する上での注意点
6.質疑応答/名刺交換