DeNAが推進するAI創薬プロジェクトに日本ケミファが参画することが決定

ディー・エヌ・エー(DeNA)<2432>、DeNAライフサイエンスおよび住商ファーマインターナショナルが協働で進めているAI創薬プロジェクトに、日本ケミファが参画することが決定した。

AI創薬プロジェクトは、DeNAグループのAI技術を活用し、製薬企業各社から提供される化合物データ(構造式および特性情報)を用いてAI創薬の実現可能性を技術的に検証する共同研究。

2018年1月から、旭化成ファーマおよび塩野義製薬が所有する化合物データを用いて、共同研究を行ってきた。2018年12月からは、化合物データの新たな提供元としてラクオリア創薬がこの取り組みに参画している。

なお住商ファーマはそのAI創薬プログラムの完成に向けた活動を支援するとともに将来の事業展開を行う役割を担っている。

そして今回、日本ケミファの新たな参画と同社の所有する化合物情報の提供を通じて、深層学習用の化合物データがより集積される。これによりAI創薬プログラムのさらなる精度向上に繋がり、実現可能性の検証に寄与する。

DeNAグループでは、AI技術を用いた創薬を通じて健康長寿社会の実現を目指し、また、日本ケミファは、将来にわたり有望な医薬品候補を生み出し続けるためには、技術革新著しいデジタルテクノロジーの取り込みなど、創薬手法そのもののイノベーションが必要不可欠であると考えており、当プロジェクトへの参画を決めた。

【参考】
「製薬企業の化合物データを活用したAI創薬に関する共同研究等を実施」(2018年1月発表)
https://dena.com/jp/press/003535
「DeNA、DeNAライフサイエンスが展開するAI創薬プロジェクトにラクオリア創薬が参画」(2018年12月発表)
https://dena.com/jp/press/004420 
株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)
https://dena.com/jp/

会社情報

会社名
株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)
設立
1999年3月
代表者
代表取締役会長 南場 智子/代表取締役社長兼CEO 岡村 信悟
決算期
3月
直近業績
売上収益1367億3300万円、営業損益282億7000万円の赤字、税引前損益281億3000万円の赤字、最終損益286億8200万円の赤字(2024年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
2432
企業データを見る