1月27日付けの日経産業新聞は、SNS世界最大手のFacebookは、7月から「Facebook」内でゲームなどを提供する全協力会社に独自の仮想通貨「Facebook Credit」への対応を義務付ける、と報じている。
報道によれば、SNS内では、現在、「Facebook Credit」と協力会社が独自に提供するポイントとが併存している。7月以降も独自のポイントの併用を認めるが、「クレジット」に一本化した企業には販売促進への協力などを行うという。
SNS内で同一の仮想通貨を使えるようにすることで、ユーザーの利便性を高めるとともに、通貨の利用によって発生する手数料を、広告に次ぐ新たな収益源とするのが狙い。Facebookでは、協力会社からFacebook Credit利用額の30%を手数料として徴収している。