【決算分析】enishの決算説明資料より…下半期は新作3本のリリースラッシュで売上高の拡大を図る コスト構造も見直し黒字化目指す

enish<3667>は、7月30日、2019年12月期の第2四半期累計(1~6月)の決算(非連結)を発表するとともに決算説明資料を公開した。その資料によると、今後の黒字化に向けた取り組みとして、下半期に収益構造の変化を実現するべく取り組むという。

売上高は主要既存タイトル3本(『欅のキセキ』『ぼくのレストラン2』『ガルショ☆』)の売上高を維持するとともに、新作3本(『De:Lithe(ディライズ)~忘却の真王と盟約の天使~』『HiGH&LOW THE GAME ANOTHER WORLD』『VGAME』)のリリースによる売上高の拡大を図っていくという。

一方で、人員の適性配置による労務費・人件費コストの最適化や、開発から運用へ移行する中で外注費の減少に取り組むなど費用構造を見直していく。
 

なお、新作のパイプラインについては、前述の3タイトルに加えて、パブリッシングタイトルを1タイトル予定しており、合計4タイトルとなっている。さらにIPタイトル1本、パブリッシングタイトル1本が現在交渉中・最終調整中とのこと。

ちなみに3タイトルは、『HiGH&LOW THE GAME ANOTHER WORLD』が2019年秋、『De:Lithe』と『VGAME』は2019年リリース予定となっている。
 




 
株式会社enish
http://www.enish.jp/

会社情報

会社名
株式会社enish
設立
2009年2月
代表者
代表取締役社長 安徳 孝平
決算期
12月
直近業績
売上高35億800万円、営業損益12億600万円の赤字、経常損益12億6500万円の赤字、最終損益13億7400万円の赤字(2023年12月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
3667
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