好調続くスクエニの出版事業、電子書籍の拡大で一段上のステージへ 4四半期連続で売上高35億円・営業益10億円超え 

スクウェア・エニックス・ホールディングス<9684>の第1四半期(4-6月)の連結決算で、出版事業の収益が高水準で推移していることがわかった。売上高が前年同期比57.1%増の38億円、営業利益が同152.9%増の12億円と大幅な増益となったが、四半期比較で見ても、4四半期連続で売上高が35億円、営業利益10億円を超えた。ここ最近、電子書籍の本格的な普及に伴い、関連企業の好決算が目立っているが、同社の出版事業も収益のステージを一段上げてきた格好だ。

同社によると、マンガアプリ「マンガUP!」など電子書籍形式の販売が大幅に増加したとしている。また紙媒体での販売も好調に推移し、前年同期比で増収増益となった。pixivと共同展開するWEB雑誌「ガンガンpixiv」、『地縛少年花子くん』や『超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです!』が人気を博したという。

 


 
(編集部・木村英彦)
株式会社スクウェア・エニックス・ホールディングス
https://www.hd.square-enix.com/jpn/

会社情報

会社名
株式会社スクウェア・エニックス・ホールディングス
設立
1975年9月
代表者
代表取締役社長 桐生 隆司
決算期
3月
直近業績
売上高3563億4400万円、営業利益325億5800万円、経常利益415億4100万円、最終利益149億1200万円(2024年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
9684
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