D2C Rは、スマートフォン向け広告効果測定データ基盤「ART DMP(アート ディエムピー)」において、データマーケティングカンパニーのインティメート・マージャーが提供するクロスデバイスマッチング技術と連携したリターゲティング広告配信を9月より開始した。現在はゲームアプリにおいてクロスデバイスマッチング技術と連携したリターゲティング配信を開始しているという。
今回の連携で、CookieやIDFA/GAIDをそれぞれ変換し同一ユーザを識別することで、複数デバイスを使い分けるユーザに適したリターゲティング広告の配信を実現できる。例えば、Webサイトに訪れたユーザのCookieをIDFA/GAIDに変換し、ART DMPに蓄積したアプリインストールユーザのデータと照合することで、“Webサイトに訪れたがアプリを利用していないユーザ”に限定した広告配信が可能になるという。
また、広告主企業にとっては、課題となっている技術導入にかかる機能開発、リソースの確保など導入障壁が低いのも特徴になるとのこと。
昨今、スマートデバイスの普及に伴い、多くのユーザが複数デバイス(スマートフォン、タブレット、PCなどの端末)を所有しシーンによって使い分けているため、デバイスにかかわらず、アプリ・ブラウザのどちらにも対応したプラットフォームを展開するサービスが一般的になっている。
一方で従来の広告では、複数のデバイスを横断して1つのサービスを利用している場合も異なるユーザと判定するため、すでにインストールしたアプリの広告が別のデバイスで表示されることがあった。
会社情報
- 会社名
- 株式会社D2C
- 設立
- 2000年6月
- 代表者
- 代表取締役社長 高田 了/代表取締役副社長 新谷 哲也
- 決算期
- 3月