ゲームソフト受託開発のトーセ<4728>は、本日(10月4日)、2019年8月期の連結決算を発表し、売上高は53億5200万円(前の期比18.5%増)、営業利益3億6300万円(同58.8%増)、経常利益4億0400万円(同51.1%増)、最終利益2億5000万円(同32.7%増)と大幅な増益を達成した。
同社では、デジタルエンタテインメント事業において一部のスマートフォン向けゲームの大型案件に関して、期ずれが発生したものの、家庭用ゲームソフトの大型案件に関して、顧客の要望により仕様の追加に伴う作業量が増加したことやその他の開発案件が順調に完了し、売上が伸びたことことが主な要因としている。
開発実績は、家庭用ゲーム機向け3タイトル、パソコン向け3タイトル、スマートフォン向け8タイトルの合計14タイトルとなった。
セグメント別の状況は以下のとおり。
①デジタルエンタテインメント事業
売上高は48億7300万円(前の期比14.8%増)、営業利益3億6900万円(同62.4%増)だった。一部の家庭用ゲームソフトの大型案件に関して、顧客の要望により仕様の追加に伴う作業量の増加が発生したことやその他の開発案件が順調に完了したことなどにより、開発売上が伸長した。
モバイルコンテンツ関連の売上は、昨今の国内スマホゲーム市場における競争激化を受け、一部の運営案件に関して、顧客の要望により運営業務の終了や運営規模の縮小が発生したものの、スマートフォン向けゲームの大型案件が概ね順調に完了した結果、22億6400万円(同3.5%増)となった。
また、パチンコ・パチスロ関連の売上は、近年の規制の影響により引き続き厳しい受注環境が続いているものの、大型案件が完了した結果、同2.9%減の3億3700万円だった。
②その他事業
売上高4億7900万円(同76.4%増)と、営業損益500万円の赤字(前の期は100万円の黒字)だった。子会社のフォネックス・コミュニケーションズが展開しているコンサート事業に係る費用が売上を大きく上回った。
2020年8月期は、売上高51億5200万円(前期比3.7%減)、営業利益2億2600万円(同37.7%減)、経常利益2億5800万円(同36.1%減)、最終利益1億4200万円(同42.9%減)と減収減益を見込む。
同社では、デジタルエンタテインメント事業において一部のスマートフォン向けゲームの大型案件に関して、期ずれが発生したものの、家庭用ゲームソフトの大型案件に関して、顧客の要望により仕様の追加に伴う作業量が増加したことやその他の開発案件が順調に完了し、売上が伸びたことことが主な要因としている。
開発実績は、家庭用ゲーム機向け3タイトル、パソコン向け3タイトル、スマートフォン向け8タイトルの合計14タイトルとなった。
セグメント別の状況は以下のとおり。
①デジタルエンタテインメント事業
売上高は48億7300万円(前の期比14.8%増)、営業利益3億6900万円(同62.4%増)だった。一部の家庭用ゲームソフトの大型案件に関して、顧客の要望により仕様の追加に伴う作業量の増加が発生したことやその他の開発案件が順調に完了したことなどにより、開発売上が伸長した。
モバイルコンテンツ関連の売上は、昨今の国内スマホゲーム市場における競争激化を受け、一部の運営案件に関して、顧客の要望により運営業務の終了や運営規模の縮小が発生したものの、スマートフォン向けゲームの大型案件が概ね順調に完了した結果、22億6400万円(同3.5%増)となった。
また、パチンコ・パチスロ関連の売上は、近年の規制の影響により引き続き厳しい受注環境が続いているものの、大型案件が完了した結果、同2.9%減の3億3700万円だった。
②その他事業
売上高4億7900万円(同76.4%増)と、営業損益500万円の赤字(前の期は100万円の黒字)だった。子会社のフォネックス・コミュニケーションズが展開しているコンサート事業に係る費用が売上を大きく上回った。
■2020年8月期の見通し
2020年8月期は、売上高51億5200万円(前期比3.7%減)、営業利益2億2600万円(同37.7%減)、経常利益2億5800万円(同36.1%減)、最終利益1億4200万円(同42.9%減)と減収減益を見込む。
会社情報
- 会社名
- 株式会社トーセ
- 設立
- 1979年11月
- 代表者
- 代表取締役会長 齋藤 茂/代表取締役社長 渡辺 康人
- 決算期
- 8月
- 直近業績
- 売上高46億1500万円、営業損益5億2200万円の赤字、経常損益5億100万円の赤字、最終損益2億6000万円の赤字(2024年8月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 4728