【ゲーム株概況(10/29)】英語版『星ドラ』への期待からNJHDが年初来高値 ドリコムに見直し買い コロプラ久々の25日線割れ 格下げの東映アニメ大幅安

こうしたなか、ゲーム関連株を見ると、エヌジェイホールディングス <9421> が年初来高値を更新した。事前登録実施中の英語版『星のドラゴンクエスト』について、クローズドβテストを明日(10月30日)から開催する予定で、業績貢献への期待からの買いが集まったようだ。『星のドラゴンクエスト』の開発には、エヌジェイホールディングス傘下のゲームスタジオが開発に参加しているという。
また、ブシロード <7803> が連日の年初来高値更新となったほか、好決算への期待からカプコン <9697> にも買いが入った。上方修正を行ったドリコム <3793> にも見直し買いが入った。ドリコムは、10月31日の引け後に決算発表を行う予定だ。
他方、東映アニメーション <4816> がさえない。東海東京証券が同社株のレーティングを「アウトパフォーム」から「ニュートラル」に格下げしたうえで、目標株価を6700円から5500円に引き下げたことが売り材料視された。
また、コロプラ <3668> が利食い売りに押されて反落となった。『ドラゴンクエストウォーク』の大ヒットを受けて株価が急上昇して以来、株価は初めて25日移動平均線を割り込んだ。

会社情報
- 会社名
- 株式会社ドリコム
- 設立
- 2001年11月
- 代表者
- 代表取締役社長 内藤 裕紀
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高108億円、営業利益22億8100万円、経常利益21億9200万円、最終利益11億5900万円(2023年3月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3793
会社情報
- 会社名
- 株式会社コロプラ
- 設立
- 2008年10月
- 代表者
- 代表取締役会長 チーフクリエイター 馬場 功淳/代表取締役社長 宮本 貴志
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高309億2600万円、営業利益28億5800万円、経常利益32億7600万円、最終利益18億9300万円(2023年9月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3668
会社情報
- 会社名
- 株式会社ブシロード
- 設立
- 2007年5月
- 代表者
- 代表取締役社長 木谷 高明
- 決算期
- 6月
- 直近業績
- 売上高487億9900万円、営業利益33億8500万円、経常利益45億300万円、最終利益20億5000万円(2023年6月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 7803
会社情報
- 会社名
- 株式会社エヌジェイホールディングス(NJHD)
- 設立
- 1991年12月
- 代表者
- 代表取締役社長 筒井 俊光
- 決算期
- 6月
- 直近業績
- 売上高106億5200万円、営業損益8億6900万円の赤字、経常損益8億6500万円の赤字、最終損益12億3100万円の赤字(2022年6月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 9421
会社情報
- 会社名
- 東映アニメーション株式会社
- 設立
- 1948年1月
- 代表者
- 代表取締役会長 森下 孝三/代表取締役社長 高木 勝裕
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高874億5700万円、営業利益286億6900万円、経常利益297億9100万円、最終利益209億円(2023年3月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 4816