モバイルファクトリー<3912>は、本日(10月30日)、ブロックチェーン技術の導入コンサルティングを行うBlockBaseと、ブロックチェーン事業における資本・業務提携を締結したことを発表した。
BlockBaseは、2018年の創業以来、日本初のNFTのマッチングプラットフォーム「bazaaar」(現在は形を「satellites」と変え、オープンソース化し提供を継続)の公開、経済産業省が国内で初めて行ったブロックチェーン技術のハッカソン「ブロックチェーンハッカソン 2019」において、最優秀賞(産業技術環境局長賞)を受賞している。金融以外のブロックチェーン技術の適用領域創出を目指し、一般企業へのブロックチェーン技術の導入コンサルティングなどを行っており、モバイルファクトリーへもブロックチェーン事業への技術支援などを行ってきた。
今回の取り組みは、モバイルファクトリーの中期経営計画にてブロックチェーン事業における重要施策と策定されている「Uniqys(ユニキス)Project」などの推進と、BlockBaseが従前より進めるデジタルコンテンツのブロックチェーンによる管理、アイデンティティ(個人認証)のブロックチェーン技術による管理の推進などが合致し、強いシナジーが期待されることから資本・業務提携に至ったものだという。
・目的
今回の資本・業務提携により、モバイルファクトリーは BlockBaseからの第三者割当増資を引き受け、両社のブロックチェーン事業の推進、新サービスの創出・開発、経営資源の共有を図っていく。
▼モバイルファクトリー 代表取締役 宮嶌裕二氏コメント
ブロックチェーンはインターネット以来の技術革新といわれています。ブロックチェーン事業への挑戦は、新しい価値を持ったサービス創造への挑戦です。この度の提携を通し、BlockBaseとモバイルファクトリーの両社が培ってきたブロックチェーン技術やノウハウを活かして、中央集権に依存しない新しいサービス普及の実現を目指し、世界中の人々に新しい価値を届けていきたいと思っています。
▼BlockBase 代表取締役 真木大樹氏コメント
弊社の向き合っている領域は、価値が不明瞭であるとされてきたブロックチェーンという領域ですが、創業から様々な取り組みを通じ、我々の中では不明瞭であるとされてきたものが、少しずつ明瞭になってきております。同じく、この領域を同じ目線で捉えておられ、我々の世界観に共感を頂いたモバイルファクトリーとの連携を通じ、我々の持ち味であるスピード感を更に高め、覚悟を持って事業の成長へ邁進してまいります。
会社情報
- 会社名
- 株式会社モバイルファクトリー
- 設立
- 2001年10月
- 代表者
- 代表取締役 宮嶌 裕二
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高33億7000万円、営業利益9億4500万円、経常利益9億4000万円、最終利益ゼロ(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3912