【ゲーム株概況(10/31)】NJHDが一時1666円まで急騰　1Q減収減益もグリーはアク抜け　広告事業鈍化を嫌気してサイバーエージェントが大幅続落

10月31日の東京株式市場では、日経平均株価は反発し、前日比83.92円高の2万2927.04円で取引を終えた。米FOMC（連邦公開市場委員会）後の会見でパウエル議長が米景気に前向きな見方を示したことで米国市場が上昇し、その流れが国内市場にも波及した。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、エヌジェイホールディングス<9421>が一時1666円まで買われるなど急騰した。NJHDは、子会社のゲームスタジオが『星のドラゴンクエスト』の開発に参加していたこともあり、英語版『星のドラゴンクエスト』のクローズドβテストが10月30日から開始となったことが引き続き株価の刺激材料となっているようだ。

また、ケイブ<3760>やAiming<3911>、モブキャストHD<3664>なども買われ、前日10月30日に発表した第1四半期決算は減収減益となったものの、目先のアク抜け感から買われたグリー<3632>が500円台を回復した。

半面、同じく10月30日に第4四半期決算を発表したサイバーエージェント<4751>は、広告事業の成長鈍化を嫌気した売り物に押されて大幅続落し、enish<3667>も赤字幅が拡大した第3四半期決算を材料に売られた。

ほか、カプコン<9697>が続落したほか、コロプラ<3668>やブシロード<7803>などもさえない。


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