バンナムHD、中間期の営業益は9.1%増の479億円…大人向け玩具とスマホゲーム、家庭用ゲームが好調
バンダイナムコホールディングス<7832>は、本日11月7日、第2四半期累計(4月~9月)の連結決算を発表し、売上高3493億円(前年同期比4.4%増)、営業利益479億円(同9.1%増)、経常利益487億円(同6.4%増)、最終利益346億円(同1.2%増)だった。
国内外でハイターゲット層(大人層)に向けた商品が好調だったトイホビー事業、国内外のネットワークコンテンツや海外の家庭用ゲームソフトのリピート販売が安定的に推移したネットワークエンターテインメント事業が好調に推移した。
[トイホビー事業]
売上高は1280億円(同14.0%増)、セグメント利益は176億円(同37.2%増)だった。
国内及び海外において「機動戦士ガンダム」シリーズのプラモデルやコレクターズフィギュア等のハイターゲット層(大人層)に向けた商品や「DRAGON BALL」シリーズ等の関連商品が人気となった。
国内においては、ハイターゲット層向けの商品、「DRAGON BALL」シリーズや「仮面ライダー」シリーズ、「スーパー戦隊」シリーズ、「ワンピース」等の定番IPの玩具及び周辺商品が好調に推移した。
海外においては、アジア地域においてハイターゲット層に向けた商品や「ウルトラマン」シリーズ等の商品が人気となった。欧米地域では、子ども層に加え、ハイターゲット層に向けた商品の販売・マーケティング強化に向けた取組みを推進した。
[ネットワークエンターテインメント事業]
売上高は1530億円(同1.0%減)、セグメント利益は249億円(同6.6%増)となった。
ネットワークコンテンツにおいて、ワールドワイド展開している「DRAGON BALL」シリーズや「ワンピース」、国内の「アイドルマスター」シリーズ等の主力タイトルがユーザーに向けた継続的な施策により安定的な人気を継続した。
家庭用ゲームにおいては、新作タイトル「CODE VEIN(コードヴェイン)」を発売したほか、既存タイトルの「DRAGON BALL」シリーズや「TEKKEN(鉄拳)7」、「DARK SOULS(ダークソウル)」シリーズ等のリピート販売が、ユーザーに向けた継続的な施策により海外を中心に人気となった。
[リアルエンターテインメント事業]
売上高は468億円(同1.6%増)、セグメント利益は15億円(同25.4%減)となった。アミューズメント施設において、国内既存店売上高が前年同期を上回ったほか、バンダイナムコならではの体験を楽しむことができる“場”を提供する新業態の展開を強化した。業務用ゲームは人気タイトルのバージョンアップがあった前年同期には及ばなかった。
[映像音楽プロデュース事業]
売上高は207億円(同1.0%増)、セグメント利益は38億円(同19.1%減)となった。映像音楽プロデュース事業については、「アイドルマスター」シリーズや「ラブライブ!サンシャイン!!」、「アイドリッシュセブン」等の映像音楽パッケージソフトの販売やライブイベントの開催、「ガールズ&パンツァー」の新作映像の劇場公開等のIPプロデュース展開により、話題喚起をはかり人気となった。しかしながらパッケージソフト販売全体では、複数の高付加価値商品の発売があった前年同期とのプロダクトミックスの違いにより前年同期には及ばなかった。
[IPクリエイション事業]
売上高は78億円(同16.2%減)、セグメント利益は22億円(同10.3%減)となった。映像製作においては、40周年を迎えた「機動戦士ガンダム」シリーズ等において、今後公開予定の新作映像の製作に取り組むとともに、様々な情報の発信によりIPの話題喚起を図った。また、IP創出強化に向け、グループ横断での取組みやアニメ製作体制強化等の施策を推進した。
[その他]
売上高は153億円(同7.8%増)、セグメント利益は9億円(同66.7%増)となった。グループ各社へ向けた物流事業、印刷事業、その他管理業務等を行っている会社から構成されており、これらのグループサポート関連業務における効率的な運営に取り組んでいる。
【関連記事】
・バンナムHDの中間期のIP別売上高、『ドラゴンボール』が4.6%増の613億円と過去最高 国内トイホビーが伸長 ガンダム、ワンピース、ライダーも拡大
・バンナムHD、スマホゲームの売上は横ばいの1008億円 「ドラゴンボール」「ワンピース」「アイマス」が安定的人気 家庭用ゲームが増益要因に
続く2020年3月通期は、売上高7200億円(前期比1.7%減)、営業利益700億円(同16.7%減)、経常利益710億円(同18.3%減)、最終利益500億円(同21.1%減)を見込む。
国内外でハイターゲット層(大人層)に向けた商品が好調だったトイホビー事業、国内外のネットワークコンテンツや海外の家庭用ゲームソフトのリピート販売が安定的に推移したネットワークエンターテインメント事業が好調に推移した。
[トイホビー事業]
売上高は1280億円(同14.0%増)、セグメント利益は176億円(同37.2%増)だった。
国内及び海外において「機動戦士ガンダム」シリーズのプラモデルやコレクターズフィギュア等のハイターゲット層(大人層)に向けた商品や「DRAGON BALL」シリーズ等の関連商品が人気となった。
国内においては、ハイターゲット層向けの商品、「DRAGON BALL」シリーズや「仮面ライダー」シリーズ、「スーパー戦隊」シリーズ、「ワンピース」等の定番IPの玩具及び周辺商品が好調に推移した。
海外においては、アジア地域においてハイターゲット層に向けた商品や「ウルトラマン」シリーズ等の商品が人気となった。欧米地域では、子ども層に加え、ハイターゲット層に向けた商品の販売・マーケティング強化に向けた取組みを推進した。
[ネットワークエンターテインメント事業]
売上高は1530億円(同1.0%減)、セグメント利益は249億円(同6.6%増)となった。
ネットワークコンテンツにおいて、ワールドワイド展開している「DRAGON BALL」シリーズや「ワンピース」、国内の「アイドルマスター」シリーズ等の主力タイトルがユーザーに向けた継続的な施策により安定的な人気を継続した。
家庭用ゲームにおいては、新作タイトル「CODE VEIN(コードヴェイン)」を発売したほか、既存タイトルの「DRAGON BALL」シリーズや「TEKKEN(鉄拳)7」、「DARK SOULS(ダークソウル)」シリーズ等のリピート販売が、ユーザーに向けた継続的な施策により海外を中心に人気となった。
[リアルエンターテインメント事業]
売上高は468億円(同1.6%増)、セグメント利益は15億円(同25.4%減)となった。アミューズメント施設において、国内既存店売上高が前年同期を上回ったほか、バンダイナムコならではの体験を楽しむことができる“場”を提供する新業態の展開を強化した。業務用ゲームは人気タイトルのバージョンアップがあった前年同期には及ばなかった。
[映像音楽プロデュース事業]
売上高は207億円(同1.0%増)、セグメント利益は38億円(同19.1%減)となった。映像音楽プロデュース事業については、「アイドルマスター」シリーズや「ラブライブ!サンシャイン!!」、「アイドリッシュセブン」等の映像音楽パッケージソフトの販売やライブイベントの開催、「ガールズ&パンツァー」の新作映像の劇場公開等のIPプロデュース展開により、話題喚起をはかり人気となった。しかしながらパッケージソフト販売全体では、複数の高付加価値商品の発売があった前年同期とのプロダクトミックスの違いにより前年同期には及ばなかった。
[IPクリエイション事業]
売上高は78億円(同16.2%減)、セグメント利益は22億円(同10.3%減)となった。映像製作においては、40周年を迎えた「機動戦士ガンダム」シリーズ等において、今後公開予定の新作映像の製作に取り組むとともに、様々な情報の発信によりIPの話題喚起を図った。また、IP創出強化に向け、グループ横断での取組みやアニメ製作体制強化等の施策を推進した。
[その他]
売上高は153億円(同7.8%増)、セグメント利益は9億円(同66.7%増)となった。グループ各社へ向けた物流事業、印刷事業、その他管理業務等を行っている会社から構成されており、これらのグループサポート関連業務における効率的な運営に取り組んでいる。
【関連記事】
・バンナムHDの中間期のIP別売上高、『ドラゴンボール』が4.6%増の613億円と過去最高 国内トイホビーが伸長 ガンダム、ワンピース、ライダーも拡大
・バンナムHD、スマホゲームの売上は横ばいの1008億円 「ドラゴンボール」「ワンピース」「アイマス」が安定的人気 家庭用ゲームが増益要因に
■2020年3月通期の見通し
続く2020年3月通期は、売上高7200億円(前期比1.7%減)、営業利益700億円(同16.7%減)、経常利益710億円(同18.3%減)、最終利益500億円(同21.1%減)を見込む。
会社情報
- 会社名
- 株式会社バンダイナムコホールディングス
- 設立
- 2005年9月
- 代表者
- 代表取締役社長 川口 勝
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1兆502億1000万円、営業利益906億8200万円、経常利益1041億6400万円、最終利益1014億9300万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 7832