【ゲーム株概況(11/7)】スクエニが大引け発表の2Q決算への先回り買いで反発 『ラブプラス EVERY』メンテナンス長期化でNJHDが大幅反落

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、LINE<3938>やグリー<3632>、オルトプラス<3672>などが買われたほか、スクウェア・エニックスHD<9684>が4日ぶりに反発し、5000円台を回復した。スクエニHDは、前日11月6日に発表したコロプラ<3668>の決算において、共同タイトルの『ドラゴンクエストウォーク』が大きく寄与していたことから、大引け後の第2四半期決算の発表を期待した先回り買いの動きが出ていたもよう。
半面、そのコロプラは、9月中旬から『ドラゴンクエストウォーク』への期待を織り込んだ株価の動きになっていたこともあり、利益確定の売り物に押される展開となった。
また、子会社のゲームスタジオが受託開発したコナミデジタルエンタテインメントの『ラブプラス EVERY』のメンテナンス長期化を嫌気して、NJホールディングス<9421>が大幅反落し、14時に発表した2019年9月期通期の決算とともに明らかにした2020年9月期の見通しが大幅減収減益予想となっていた日本ファルコム<3723>も発表直後に急落する展開となった。
ほか、DeNA<2432>やドリコム<3793>などもさえない。
■関連銘柄

会社情報
- 会社名
- 株式会社スクウェア・エニックス・ホールディングス
- 設立
- 1975年9月
- 代表者
- 代表取締役社長 桐生 隆司
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高3563億4400万円、営業利益325億5800万円、経常利益415億4100万円、最終利益149億1200万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 9684
会社情報
- 会社名
- 株式会社エヌジェイホールディングス(NJHD)
- 設立
- 1991年12月
- 代表者
- 代表取締役社長 筒井 俊光
- 決算期
- 6月
- 直近業績
- 売上高96億9800万円、営業利益1億200万円、経常利益9600万円、最終利益2億7400万円(2024年6月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 9421