BOIの決算説明資料より…19年9月期の主力2タイトルは『幻獣契約クリプトラクト』が堅調、『ミトラスフィア』は課金ユーザー減少で苦戦
バンク・オブ・イノベーション(BOI)<4393>は、11月12日、2019年9月期の決算(非連結)を発表した、その決算説明資料を見ると、同社の主力2タイトル『幻獣契約クリプトラクト』と『ミトラスフィア』は、『ミトラスフィア』がやや苦戦する形となっているようだ。
まずは、『幻獣契約クリプトラクト』を見てみると、売上高は前々期比6.6%減の23億5000万円となった。2017年9月期のピーク時の売上高から見るとさすがに成熟期に入っている印象だが、それでもその減少トレンドは緩やかなものとなっている。
一方、『ミトラスフィア』は、売上高が同19.6%増の18億4000万円と2ケタ超の落ち込みとなった。特に気になるのが、課金者数の減少が顕著になっている点で、課金ユーザーを引き付けるような魅力的な施策、コンテンツの投入が大きな課題となっているようだ。
なお、両タイトルとも2020年9月期第1四半期中の海外展開(『ミトラスフィア』は中国本土、台湾・香港・マカオ向け、『幻獣契約クリプトラクト』は中国本土、英語圏向け)が予定されており、足元の2020年9月期はこの海外展開の成果がどのくらい収益に上積みできるのかも注目されるところだ。
まずは、『幻獣契約クリプトラクト』を見てみると、売上高は前々期比6.6%減の23億5000万円となった。2017年9月期のピーク時の売上高から見るとさすがに成熟期に入っている印象だが、それでもその減少トレンドは緩やかなものとなっている。
一方、『ミトラスフィア』は、売上高が同19.6%増の18億4000万円と2ケタ超の落ち込みとなった。特に気になるのが、課金者数の減少が顕著になっている点で、課金ユーザーを引き付けるような魅力的な施策、コンテンツの投入が大きな課題となっているようだ。
なお、両タイトルとも2020年9月期第1四半期中の海外展開(『ミトラスフィア』は中国本土、台湾・香港・マカオ向け、『幻獣契約クリプトラクト』は中国本土、英語圏向け)が予定されており、足元の2020年9月期はこの海外展開の成果がどのくらい収益に上積みできるのかも注目されるところだ。
会社情報
- 会社名
- 株式会社バンク・オブ・イノベーション(BOI)
- 設立
- 2006年1月
- 代表者
- 代表取締役社長 樋口 智裕
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高213億3300万円、営業利益49億円、経常利益49億2000万円、最終利益32億9300万円(2023年9月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 4393