NJHD、2Qは売上高19%増、営業益は1Qの赤字計上から黒字に転換 ウィットワンが承継したゲーム運営サポート事業が寄与
エヌジェイホールディングス<9421>は、8月13日、決算変更に伴う変則の15ヶ月決算となる2020年6月期の第2四半期累計(4~9月)の連結決算を発表、売上高60億4800万円(前年同期比19.2%増)、営業利益1500万円(同82.4%減)、経常損益200万円の赤字(同6400万円の黒字)、最終損益4400万円の赤字(同1億1200万円の黒字)となった。なお、第1四半期の営業赤字計上から第2四半期の営業利益は黒字転換している。
売上高は、ゲーム事業においては、2018年10月1日にウィットワンで承継したゲーム運営サポート事業の寄与、前期からの納品ずれ込み案件の計上および開発体制の拡大により増収となった。モバイル事業は、改正電気通信事業法の施行や消費税増税に伴う駆け込み需要が続くなか、新型iPhoneの発売タイミングが重なるなどし、販売が例年同時期に比べ大きく伸長した。ゲーム事業およびモバイル事業の増収により、トーテックの持分法適用会社への異動に伴う減収分を上回って、売上高は前年同期比19.2%増の増収となった。
一方、営業利益および経常利益は、ゲーム事業においては、開発の遅れによる原価増加やロイヤリティ収益の減少、開発環境の整備などに伴う販管費の増加、また、小規模・短期案件や終了案件などの影響により稼働率が計画を下回ったことから減益となった。モバイル事業においては、駆け込み需要等により販売が伸長したことで、増益となった。
なお、変則の15ヶ月決算となる2020年6月期の連結業績予想は、従来予想から変更なく、売上高154億5000万円、営業利益4億円、経常利益3億8000万円、最終利益2億4000万円の見込み。
売上高は、ゲーム事業においては、2018年10月1日にウィットワンで承継したゲーム運営サポート事業の寄与、前期からの納品ずれ込み案件の計上および開発体制の拡大により増収となった。モバイル事業は、改正電気通信事業法の施行や消費税増税に伴う駆け込み需要が続くなか、新型iPhoneの発売タイミングが重なるなどし、販売が例年同時期に比べ大きく伸長した。ゲーム事業およびモバイル事業の増収により、トーテックの持分法適用会社への異動に伴う減収分を上回って、売上高は前年同期比19.2%増の増収となった。
一方、営業利益および経常利益は、ゲーム事業においては、開発の遅れによる原価増加やロイヤリティ収益の減少、開発環境の整備などに伴う販管費の増加、また、小規模・短期案件や終了案件などの影響により稼働率が計画を下回ったことから減益となった。モバイル事業においては、駆け込み需要等により販売が伸長したことで、増益となった。
なお、変則の15ヶ月決算となる2020年6月期の連結業績予想は、従来予想から変更なく、売上高154億5000万円、営業利益4億円、経常利益3億8000万円、最終利益2億4000万円の見込み。
会社情報
- 会社名
- 株式会社エヌジェイホールディングス(NJHD)
- 設立
- 1991年12月
- 代表者
- 代表取締役社長 筒井 俊光
- 決算期
- 6月
- 直近業績
- 売上高96億9800万円、営業利益1億200万円、経常利益9600万円、最終利益2億7400万円(2024年6月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 9421