​ソニー、子会社ソニー・ピクチャーズ テレビジョンが子ども向けメディアを展開する独立系メディアのSilvergate Mediaを買収　買収価格は約213億円

ソニー<6758>は、12月11日、子会社のソニー・ピクチャーズ テレビジョンが子ども向けメディアを展開する独立系メディア企業のSilvergate Mediaを同社の経営陣およびロサンゼルスの投資会社Shamrock Capital から買収することを発表した。買収価格は約1億9500万米ドル（約213億円）。

Silvergateは、2011年10月に未就学児童向けの2つのコンテンツの権利を取得して設立され、過去数年にわたり、子ども向けのIPを大幅に拡大した。また、Silvergateは中国でのビジネスに強く、中国の大手企業と協力し、IPを効果的に収益化している。

本買収により、ソニー・ピクチャーズ エンタテインメントはSilvergate Topcoの100％の持分を取得した。Silvergate Topcoの資産には、アニメーション「Octonauts」（日本語版は「すすめ！オクトノーツ」）の権利を保有し北京に拠点を置く、Wanda Groupとの合弁会社に対するSilvergateの49％の持分が含まれている。また、ソニー・ピクチャーズ エンタテインメントは、Silvergate の「ピーターラビット」テレビシリーズを制作する Silvergate BP Bidcoの少数持分も取得しており、残りの過半数の持分についてはSilvergateのCEOであるワヒード・アリ氏が引き続き保有する。

なお、SilvergateのCEOはワヒード・アリ氏、会長はウィリアム・アスター氏が引き続き務めることになる。