ブロッコリー、『Z/X Code OverBoost』は想定以下の売上で赤字継続と明かす 運営方針の見直しも 『シャニライ』はソロアルバム連動で堅調
ブロッコリー<2706>は、この日(1月10日)発表の第3四半期(2019年3~11月)決算で、昨年10月よりTVアニメ「Z/X Code reunion」と連動して配信を開始したゲームアプリ『Z/X Code OverBoost』について営業赤字が継続していると明かした。リリース当初から想定した売上高を確保するに至っておらず、立て直しが大きな課題となっているという。
AppAnnieのまとめたiOS版の売上ランキングの推移は以下のとおり。リリースから数日後に200位以内に入ったものの、その後は400位以下で推移するなど苦戦していることが伺える。
出所:AppAnnie
同社では、継続したアップグレード、魅力的なゲーム内イベントと共にWebプロモーションにも注力し収益改善に努めるものの、ゲームアプリの運営方針については、引き続き検討を重ねていく、とした。
また、KLab<3656>と共同で展開しているゲームアプリ『うたの☆プリンスさまっ♪ Shining Live』については、同作内に登場する「ST☆RISH」7人のソロベストアルバム発売に併せて、ゲーム内でも記念イベントを開催したこともあり、順調に売上高・売上総利益を確保したという。
会社情報
- 会社名
- 株式会社ブロッコリー
- 設立
- 1994年3月
- 代表者
- 代表取締役社長 鈴木 恵喜
- 決算期
- 2月
- 直近業績
- 売上高65億6300万円、営業利益2億8300万円、経常利益3億1200万円、最終利益1億6800万円(2022年2月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 2706