ファンコミュニケーションズ・グローバル、釜山情報産業振興院と業務提携 現地のスマホゲームデベロッパーの日本進出を支援するプロジェクトを始動
ファンコミュニケーションズ<2461>は、連結子会社のファンコミュニケーションズ・グローバル(旧:アドジャポン)が韓国の釜山情報産業振興院と業務提携したことを発表した。また、この提携に基づき、釜山のスマートフォンゲームデベロッパーに対して日本進出への包括的支援を行うプロジェクト「2020 Bu:Star モバイルカジュアルゲームコンテンツ開発支援プロジェクト」を開始する。
■制作およびマーケティング費用に最大総額2億ウォン(約2,000万円)を支援
本プロジェクトは、韓国釜山地域の優良スマートフォンゲームアプリデベロッパーの新規発掘、事業規模拡大に向けた包括的支援を目的に実施される。公募は2020年1月から開始され、釜山のスマートフォンゲームアプリデベロッパーであること、かつ2020年内にGoogle PlayおよびApp Storeで稼働可能(製作中のプロジェクトを含む)であることが条件となる。
具体的な支援内容は、応募の中から選定された支援対象アプリに対し、アプリごとに1000万ウォン(約100万円)の制作支援金が提供されるほか、ファンコミュニケーションズ・グローバルとの協業を通じたアプリ運営コンサルティングやローカライズ、マーケティングなど、日本市場での展開に必要となる一切の支援が併せて提供される。さらに優秀企業に対しては「2020 Busan Indie Connect Festival」で展示体験ゾーン内の特別ブースに展示される特典などが提供される予定だ。
▼ファンコミュニケーションズ・グローバル取締役 林真元氏コメント
「日本最大級のオンライン広告プラットフォームを展開する弊グループの強みを活かし、地域のオリジナリティにあふれた優秀なスマートフォンゲームアプリを発掘できるよう努めたい。今後日本市場はもちろんのこと、グローバル市場においても釜山発のアプリが成功できるよう積極的な支援を行いたい」
▼釜山情報産業振興院院長 イ・インスク氏コメント
「日本最大級のアドネットワークを運営しているファンコミュニケーションズグループとの業務提携を通じて、釜山の創意的で優秀なモバイルゲームコンテンツの発掘に努めたい。さらに、日本市場はもちろんグローバル市場にも釜山発のゲームを広げるきっかけになるよう、積極的な支援は惜しまないつもりだ」
(写真左)ファンコミュニケーションズ・グローバル取締役 林真元氏
(写真右)釜山情報産業振興院院長 イ・インスク氏
会社情報
- 会社名
- 株式会社ファンコミュニケーションズ
- 設立
- 1999年10月
- 代表者
- 代表取締役社長 二宮 幸司
- 決算期
- 12月
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 2461