三菱UFJモルガン・スタンレー証券(MUMSS)は、1月27日付けのレポートで、ソニー<6758>の今後12ヵ月間の目標株価を3000円から3800円に引き上げた。レーティングについては、従来どおり「Outperform」の継続とした。
同社の100%子会社ソニー・コンピュータエンターテインメント(SCE)が同日、次世代携帯型エンタテインメントシステム(NPG)を発表したことを受けてのもの。
同製品のスペックを紹介しつつ、電池寿命や価格設定の課題は残るが、PS3の画像性能が5インチの有機ELディスプレイで実現できることはiPhoneやiPadと同様、新携帯時代をけん引する機器になる可能性が高いと評価。同社のゲーム復活の序章が始まったとし、PCや携帯電話などの新製品にも好影響が出てくるとみているという。