ソニーのゲーム事業、19年10~12月は減収減益 ソフトとハードの売上減少 PS5への移行期間入りで調整局面に
ソニー<6758>が昨日(2月4日)発表した第3四半期(2019年10~12月)のゲーム事業の業績は、売上高が前年同期比20%減の6321億円、営業利益が同26.8%減の535億円と大幅な減収減益となった。
プレイステーション4(PS4)ハードウェア及びPS4向けゲームソフトウェアの売上が低下したことに加え、為替の悪影響が出たため、としている。PS4については、次世代機の発表も影響したという。
さらに、プレイステーションプラス(PS Plus)をはじめとするネットワークサービスの成長による増益はあったものの、主にサードパーティーソフトの減収の影響も利益を押し下げたとのこと。
なお、PS5への移行期に入るため、業績面は調整局面に入るとの見方を示した。中長期的には、PS Plusなどネットワークサービスが伸びており、ゲーム事業は着実に成長している、とした。
なお、同事業の四半期別の売上高と営業利益の推移は以下のとおり。
会社情報
- 会社名
- ソニーグループ株式会社
- 設立
- 1946年5月
- 代表者
- 代表執行役会長CEO 吉田 憲一郎/代表執行役社長COO兼CFO 十時 裕樹
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高及び金融ビジネス収入13兆207億6800万円、営業利益1兆2088億3100万円、税引前利益1兆2686億6200万円、最終利益9705億7300万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 6758
会社情報
- 会社名
- 株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)
- 設立
- 1993年11月
- 代表者
- 暫定CEO 十時 裕樹