【速報】DeNA守安社長「400億円超の減損の多くはngmocoののれん。役員報酬返上はけじめ」 411億円の営業赤字となった要因を説明
ディー・エヌ・エー(DeNA)<2432>は、本日(2月5日)、東京都内で開催した第3四半期の決算説明会において、ゲーム事業の減損損失に関しては401億円がのれんで、約80億円がソフトウェアだったことを明らかにした。守安社長は「のれんの401億円の多くは、2010年に買収した米国のngmocoによるもの」と明らかにした。
同社は2010年、同社のゲームプラットフォーム「モバゲー」が好調で、米国や中国での成長を見込み積極的な買収を行っていたが、フィーチャーフォンからスマートフォンへプラットフォームが移ることで、収益は悪化。ngmocoも2016年に解散したが、当時、その取得にかかるのれんの減損損失は認識しない、としていた。
なお、今回の減損損失を受け南場智子会長と守安功社長の両名が、3ヶ月役員報酬の50%を返上すると発表した。守安社長は報酬の返上について「減損や上場以来黒字でやってきたことへのけじめ」とコメントしている。
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会社情報
- 会社名
- 株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)
- 設立
- 1999年3月
- 代表者
- 代表取締役会長 南場 智子/代表取締役社長兼CEO 岡村 信悟
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上収益1367億3300万円、営業損益282億7000万円の赤字、税引前損益281億3000万円の赤字、最終損益286億8200万円の赤字(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 2432