マイネット、2019年12月期決算の内部統制に不備 専門性を有する人材の配置・増強などで対応

マイネット<3928>は、この日(3月27日)、関東財務局に提出した2019年12月期の内部統制報告書において、開示すべき重要な不備があり、財務報告に係る内部統制は有効ではない旨の記載を行ったことを明らかにした。

不備とは、2019年12月期の決算監査の過程において、のれんの減損損益の計上漏れが判明したことだった。この誤りは、財務諸表への影響はなく、連結財務諸表に影響を与えるもので、連結財務諸表を適切に修正した。

その要因について、減損プロセスにおける発生頻度の少ない非定型的な取引に関する内部統制が適切に整備できていなかったため、と説明した。

同社では、適切な会計処理が行えるよう、財務会計・経理に関する十分な専門性を有する人材の配置・増強など、改めて内部統制強化に取り組んでいく、とした。

なお、開示すべき重要な不備に起因する必要な修正は、2019年12月期有価証券報告書に適正に反映しており、連結財務諸表に与える重要な影響はないとのこと。
株式会社マイネット
http://mynet.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社マイネット
設立
2006年7月
代表者
代表取締役社長 岩城 農
決算期
12月
直近業績
売上高87億1700万円、営業利益1億6800万円、経常利益1億2500万円、最終利益1億4300万円(2023年12月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3928
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