ヤフーは、ヤフー・データソリューションの調査結果として、新型コロナウイルス感染症対策としての東京都と近隣県との往来自粛等の影響の分析を行い、埼玉、千葉、神奈川から東京への来訪者数は平時比で約4割減だったとの結果を発表した。
同社では、これについて、往来自粛の呼びかけが一定の効果をもたらしているとの見方を示した。ただ、29日については、関東の広い範囲で雪が降り、積雪があった影響もあったとも指摘した。
2月3日週の週末から約2カ月の推移を見ると、2月下旬から来訪者数の減少が始まり、3月2・3週目の週末には、平時と比べて2割強の減少が見られたが、いわゆる自粛疲れや3連休となった影響もあって、3月21日、22日には若干増加した。
しかし、3月28日、29日には大幅に来訪者数が減少して2月以降最大の減少となり、往来自粛要請の効果が示唆される結果となった。
