【ゲーム株概況(4/17)】前日急動意のモブキャストHDが大幅反落 『ゴ魔乙』回復や受託案件回復による収益性の改善期待でケイブが買われる

4月17日の東京株式市場では、日経平均は3日ぶりに反発し、前日比607.06円高の1万9897.26円で取引を終えた。米国で新型コロナウイルスの感染者が少ない地域から経済活動の再開が認められる見通しとなったことで、シカゴの米国株先物市場が大幅高となり、国内市場にもその流れが波及した。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、サイバーエージェント<4751>やケイブ<3760>、Aiming<3911>などが買われた。ケイブは、主力タイトルの『ゴシックは魔法乙女』の回復と、スマートフォンゲームアプリの受託開発案件の寄与による収益性の改善にあらためて評価の動きが出ているようだ。

半面、前日急動意を見せたモブキャストHD<3664>がこの日は大幅反落し、サイバーステップ<3810>も3日続落とさえない。

大手ゲーム株では、カプコン<9697>とスクウェア・エニックスHD<9684>が軟調な推移となった。

周辺株では、SHIFT<3697>も6日ぶりの反落となるなど、目先の上昇に対する利益確定の売り物に押された。


■関連銘柄
株式会社ケイブ
http://www.cave.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社ケイブ
設立
1994年6月
代表者
代表取締役社長 秋田 英好/代表取締役CFO 伊藤 裕章
決算期
5月
直近業績
売上高122億7400万円、営業利益18億7000万円、経常利益19億4300万円、最終利益14億4100万円(2024年5月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
3760
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