【ゲーム株概況(4/30)】『DQタクト』リリース期待などを材料にAimingがS高 吉本興業とMCNで提携のUUUMもS高 大手ゲーム株に売り物目立つ

4月30日の東京株式市場では、日経平均は反発し、前日比422.50円高の2万193.69円で取引を終えた。米ギリアド・サイエンシズが「レムデシビル」の臨床試験で新型コロナウイルスの治療薬としての有効性を示したと発表したことで、経済活動の再開につながることへの期待が広がり、買い物が先行した。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、Aiming<3911>がストップ高した。Aimingは、4月28日に発表した第1半期決算は大幅減収・赤字転落となったものの、スクウェア・エニックスとの協業タイトル『ドラゴンクエストタクト』のリリースが接近しているのではとの期待感や、受託ビジネスの収益貢献期待などが今後を見据えた評価材料となっているようだ。

また、enish<3667>やブシロード<7803>、ギークス<7060>などが高く、周辺株では吉本興業からマルチチャンネルネットワーク(MCN)運営権の一部を譲受するとともに、業務提携契約を締結すると発表したUUUM<3990>がストップ高した。

半面、コーエーテクモHD<3635>やスクウェア・エニックスHD<9684>、カプコン<9697>など大手ゲーム株の売り物が目立ち、4月28日の決算銘柄ではバンク・オブ・イノベーション(BOI)<4393>とLINE<3938>がさえない。

カヤック<3904>は5日ぶりに反落した。


■関連銘柄
UUUM(ウーム)株式会社
https://www.uuum.co.jp/

会社情報

会社名
UUUM(ウーム)株式会社
設立
2013年6月
代表者
代表取締役 社長執行役員 梅景 匡之
決算期
5月
直近業績
売上高235億8400万円、営業利益9億7100万円、経常利益10億200万円、最終利益4億4800万円(2022年5月期)
上場区分
東証グロース
証券コード
3990
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