「エヴァ」コラボ開催の『モンスト』と「ドラフトスカウト」実施の『プロスピA』が連休明けに首位に立つ、新作『東方LostWord』も好調な滑り出し…App Storeの1週間を振り返る
5月7日~8日のApp Store売上ランキングの動きを振り返っていこう。
連休明け5月7日に首位に立ったのは、ミクシィ<2121>の『モンスターストライク』だ。5連休初日となる5月2日より、人気アニメ「エヴァンゲリオン」コラボ第4弾を開催していたことが、好調の要因と言えるだろう。
翌8日は、コナミデジタルエンタテインメントの『プロ野球スピリッツA』が『モンスト』から首位の座を奪っている。こちらは5月7日より、「2020 Series1」にSランク【先発】とAランク【三塁手】の新選手が登場したほか、その新選手が自チーム確定で登場する「ドラフトスカウト」の実施が首位獲得の原動力となったようだ。
また、グッドスマイルカンパニーとNextNinjaが4月30日よりサービスを開始した『東方LostWord(とうほうロストワード)』がトップ30入りを果たしたことも今週のトピックスである。
■5月7日
GWの5連休明けとなる5月7日9時現在のApp Storeの売上ランキング(ゲームカテゴリー)は、ミクシィ<2121>の『モンスターストライク』が首位に立った。
『モンスト』は、5連休初日となる5月2日より、人気アニメ「エヴァンゲリオン」とのコラボ第4弾を開催しており、新たなコラボキャラのほか、獣神化・改が解禁された「シンジ&初号機」「レイ&零号機」「アスカ&2号機」なども再登場したガチャ「エヴァンゲリオン」を実施していることなどが首位回復の原動力となっているようだ。
出所:AppAnnie
また、レベルファイブとNHN PlayArtの『妖怪ウォッチ ぷにぷに』が連休前の5月1日の54位から15位まで上昇してきた。『妖怪ウォッチ ぷにぷに』は、5月1日より、「少年サンデー」コラボイベント第4弾を開始しており、5月4日にはコラボガシャにSSSランク「灰原哀」が追加登場していることなどが売上につながっているもよう。
出所:AppAnnie
そして新作の動向で注目されるのが、グッドスマイルカンパニーとNextNinjaが4月30日よりサービスを開始した『東方LostWord(とうほうロストワード)』だ。東方Project二次創作スマートフォン向けRPGである本作だが、この日は31位となっているものの、GWの連休中には25位まで上昇するなどトップ30入りを果たしている。引き続き上位に定着していくことができるのか、今後の動向が注目される。
出所:AppAnnie
■5月8日
5月8日9時現在のApp Storeの売上ランキング(ゲームカテゴリー)は、コナミデジタルエンタテインメントの『プロ野球スピリッツA』が首位に立った。
『プロスピA』は、5月7日より、「2020 Series1」にSランク【先発】とAランク【三塁手】の新選手が登場しているほか、その新選手が自チーム確定で登場する「ドラフトスカウト」を実施していることが首位獲得の原動力となっているようだ。
出所:AppAnnie
ランキングの動きで目立ったのは、前日の90位から12位に浮上し、トップ10に迫ったSmilegateの『Epic Seven(エピックセブン)』だ。『エピックセブン』は、4月30日から開催中の『ギルティギア』とのコラボにおいて、新たに5月7日12時より、★5英雄「ディズィー」と★5古代遺物「ネクロとウンディーネ」が期間限定でピックアップ対象となったコラボ期間限定召喚を開催していることが順位を押し上げたもよう。
出所:AppAnnie
また、前日も取り上げたグッドスマイルカンパニーとNextNinjaの新作『東方LostWord』が31位から21位に上昇し、リリース後最高順位を更新してきた。『東方LostWord』は、5月7日のメンテナンス終了後より、プレイベント「妖夢のメイド修行」を開催するとともに「妖夢のメイド修行パック」の販売を行っていることが売上につながっているものと思われる。今後さらなるイベント開催などで、上位をうかがうことになるのか、その動向が注目される。
出所:AppAnnie
会社情報
- 会社名
- 株式会社MIXI
- 設立
- 1997年11月
- 代表者
- 代表取締役社長 木村 弘毅
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1468億6800万円、営業利益:191億7700万円、経常利益156億6900万円、最終利益70億8200万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 2121
会社情報
- 会社名
- 株式会社コナミデジタルエンタテインメント
- 設立
- 2006年3月
- 代表者
- 代表取締役会長 東尾 公彦/代表取締役社長 早川 英樹
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1940億1100万円、営業利益336億4700万円、経常利益348億9300万円、最終利益278億2800万円(2023年3月期)