セガサミーHD、20年3月期の映像・玩具事業は増収増益　「探偵コナン 紺青の拳」や「ルパン三世 THE FIRST」など

セガサミーホールディングス<6460>は、5月13日に開示した決算発表で、セガトイズとトムス・エンタテインメントを中心に展開する映像・玩具事業について増収増益だったと発表した。売上高が前の期比6.9％増の262億円、営業利益が同8.0％増の27億円だった。映画の配分収入や映像配信収入を計上したほか、玩具において新製品や定番製品を販売した、としている。


【映像】
・名探偵コナン 紺青の拳
・『それいけ！アンパンマン きらめけ！アイスの国のバニラ姫』 
・ルパン三世 THE FIRST


【玩具】
・テレビにうつって！リズムでえいご ワンダフルチャンネル
・マウスできせかえ！すみっコぐらしパソコン
・名探偵コナン ナゾトキパッド


なお、新型コロナウイルス感染症の影響については以下のような発表を行っている。


【映像】
企画・開発、制作
・在宅勤務の長期化に伴い、映像制作や企画・開発のスケジュール遅延の可能性がある

販売 
・映画の公開延期に伴う配分収入の計上遅延の可能性がある
・長期化に伴い、市場における配信視聴の増加とコンテンツの供給過多が懸念される


【玩具】
開発 
・開発スケジュールに一部遅延の可能性がある

生産 
・部材調達に一部懸念がある

販売 
・販売店の時短営業や休業等に伴い受注量の減少が発生しつつある
・長期化する場合には販売スケジュール遅延の可能性がある