ソニー音楽分野、20年3月期はEMIの連結寄与とストリーミング売上で増収 一時利益がなくなり営業減益 『Fate/Grand Orde(FGO)』は減収
ソニー<6758>は、この日(5月13日)に発表した2020年3月通期の連結決算で、音楽分野の売上高について、前の期比で5%増の8499億円だったことを明らかにした。EMIの連結子会社化と、ストリーミング配信の売上増が主な要因とのこと。
また、音楽分野のサービスのひとつと位置づけられている『Fate/Grand Order』については減収だったという。ソニーによると、同タイトルの属する「映像メディア・プラットフォーム」の売上高は、同18.2%減の2139億円だった。
営業利益については、同38.8%減の1423億円だった。増収効果があったものの、前の期にあったEMIの連結子会社化による再評価益1169億円という一時的な利益の効果がなかったためだ。
会社情報
- 会社名
- ソニーグループ株式会社
- 設立
- 1946年5月
- 代表者
- 代表執行役会長CEO 吉田 憲一郎/代表執行役社長COO兼CFO 十時 裕樹
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高及び金融ビジネス収入13兆207億6800万円、営業利益1兆2088億3100万円、税引前利益1兆2686億6200万円、最終利益9705億7300万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 6758