ゲームのプレイ時間は引き続き増加傾向 20代のプレイ時間の増加が顕著 ゲームは巣ごもりと好相性 ゲームエイジ総研調査

ゲームエイジ総研は、この日(6月9日)、ゲームユーザーのプレイ時間の追跡調査を発表した。新型コロナウイルス(COVID-19)による自粛の影響で引き続きスマートフォンゲームのプレイ時間の増加の傾向が見られたが、前回に引き続き、135万人のモバイルログを活用した次世代型マーケティングデータサービス「iGage(アイゲージ)」を使って、2月から4月までのアプリゲームのプレイ時間を調査したとのこと。


【使用データ概要】
iGageデータ:2月1日~4月30日の期間のデータアンケート調査:5月8日~5月23日のインターネット調査


■ スマホゲームユーザー全体の総プレイ時間は4月に入っても右肩上がりで推移
スマホゲームユーザー全体の総プレイ時間の平均は2月の平日で5098万時間、 土日祝日は5919万時間、3月の平日は5334万時間、 土日祝日は6151万時間と増加、4月は5475万時間、 土日祝日は6293万時間と右肩上がりで増加している。【グラフ1.】



年代別で3月と比較した4月のモバイルアプリゲームのプレイ時間の増減を見ると、10代は登校自粛が始まった3月にプレイ時間を既に伸ばしているため4月では1.3%減少しているものの、 それ以外の世代では増加傾向で、20代では5.7%増、30代では3.6%増と、 特に20~30代でプレイ時間の増加が見られた。 【グラフ2.】





■ 約3割が自粛期間のゲームプレイ時間が「多くなった」と回答。 特に20代では顕著
そこでゲーマーに「コロナ自粛期間になって、 あなたがゲームをプレイする時間は増えたか」というアンケートを取ったところ、 家庭用ゲーム機で25.7%、 スマートフォンゲームでは31.6%ものゲーマーが「多くなった」、 または「やや多くなった」と回答している。 いずれも「少なくなった」を大きく上回る結果となった。 【グラフ3.】



 また、年代別に見ると、 「多くなった」「やや多くなった」という回答が最も多かったのは20代で49.5%、 続いて10代で45.5%、30代で41.4%と。 特に若年層では「多くなった」が「少なくなった」を大きく上回っていることがわかる。 【グラフ4.】



続いて、 「このような状況が続く場合の今後のゲームプレイ意向」を聞くと、 「積極的にゲームを楽しんでいくと思う」との回答が32.2%に対し、 「ゲームのモチベーションが減退すると思う」との回答は9.1%と、 減退するよりもポジティブに楽しんでいくとの回答が多い結果となった。 【グラフ5.】



新型コロナウイルス(COVID-19)の影響がいつまで続くかの見通しは立っておらず、 また東京アラートの発動などで自粛期間が長引くことが予想される、としている。
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