1月29日付けの日本経済新聞朝刊は、ISP大手各社が収益源の多様化を急いでいる、と報じている。
報道によれば、システムサービスやゲーム事業などの展開を拡大し、伸び悩むネット接続事業に次ぐ第二の収益の柱を育てるのが狙い。
ニフティ<3828>は、昨年1月より「ニフティクラウド」を開始し、中小企業が運営するネットサービスのインフラなどに利用されている。2013年度までにクラウド事業で、今年度見込みの15倍超となる売上高100億円を目指しているという。
また、ソネットエンタテイメント<3789>は、オンラインゲーム事業の提供する地域を拡大している、とのこと。シューティングゲームなどをタイと台湾で提供を開始し、近くさらに4カ国でも展開する計画。
NECビッグローブは、Android対応アプリの配信サイトを世界展開するという。2011年度中にも英語、中国語、欧州各国の言語に対応したサイトを開設し、アプリを配信する、としている。