【ゲーム株概況(8/7)】好材料発表相次いだKLabが急騰 好決算のスクエニHDは一時S高 国内証券が格上げのDeNAは大幅続伸
8月7日の東京株式市場では、日経平均は3日続落となり、前日比88.21円安の2万2329.94円で取引を終えた。トランプ米大統領が動画投稿アプリ「TikTok」に関わる取引を45日後に禁じる大統領令に署名するなど、米国による対中国のIT規制が強まっていることが市場の心理を冷やした。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、前日8月6日に決算発表に合わせて、アニメ「ジョジョの奇妙な冒険」の中国向けモバイルオンラインゲーム配信権の取得やモバイルオンラインゲームの共同開発に向けたElectronic Artsとの業務提携を発表したKLab<3656>が朝方から急騰した。
また、第1四半期の営業益が前年同期比241%増の245億円となるなど好決算を発表したスクウェア・エニックスHD<9684>が一時ストップ高となり、任天堂<7974>も5日続伸した。
DeNA<2432>は、好決算発表を受けて、岩井コスモ証券が投資判断を「B」から「A」に格上げし、目標株価も1700円から2400円に引き上げたこともあり、商いを伴って大幅続伸した。
半面、アクセルマーク<3624>が大幅反落し、ネクソン<3659>は高値2904円まで買われた後、マイナス圏に沈んだ。
周辺株では、第3四半期決算の営業利益が前年同期比16%の減益となったCRI・ミドルウェア<3698>は、通期計画未達への懸念から5日ぶりに大幅反落した。
■関連銘柄
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、前日8月6日に決算発表に合わせて、アニメ「ジョジョの奇妙な冒険」の中国向けモバイルオンラインゲーム配信権の取得やモバイルオンラインゲームの共同開発に向けたElectronic Artsとの業務提携を発表したKLab<3656>が朝方から急騰した。
また、第1四半期の営業益が前年同期比241%増の245億円となるなど好決算を発表したスクウェア・エニックスHD<9684>が一時ストップ高となり、任天堂<7974>も5日続伸した。
DeNA<2432>は、好決算発表を受けて、岩井コスモ証券が投資判断を「B」から「A」に格上げし、目標株価も1700円から2400円に引き上げたこともあり、商いを伴って大幅続伸した。
半面、アクセルマーク<3624>が大幅反落し、ネクソン<3659>は高値2904円まで買われた後、マイナス圏に沈んだ。
周辺株では、第3四半期決算の営業利益が前年同期比16%の減益となったCRI・ミドルウェア<3698>は、通期計画未達への懸念から5日ぶりに大幅反落した。
■関連銘柄
会社情報
- 会社名
- 株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)
- 設立
- 1999年3月
- 代表者
- 代表取締役会長 南場 智子/代表取締役社長兼CEO 岡村 信悟
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上収益1367億3300万円、営業損益282億7000万円の赤字、税引前損益281億3000万円の赤字、最終損益286億8200万円の赤字(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 2432
会社情報
- 会社名
- KLab株式会社
- 設立
- 2000年8月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 森田 英克/代表取締役副会長 五十嵐 洋介
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高107億1700万円、営業損益11億2700万円の赤字、経常損益7億6100万円の赤字、最終損益17億2800万円の赤字(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3656
会社情報
- 会社名
- 株式会社スクウェア・エニックス・ホールディングス
- 設立
- 1975年9月
- 代表者
- 代表取締役社長 桐生 隆司
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高3563億4400万円、営業利益325億5800万円、経常利益415億4100万円、最終利益149億1200万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 9684