音声合成のエーアイ、第1四半期は営業利益282%増の4400万円…個人・法人向け製品が販売伸長

音声合成事業を展開するエーアイ<4388>の第1四半期(4~6月)の連結決算は、売上高1億7200万円(前年同期比24.5%増)、営業利益4400万円(同282.3%増)、経常利益4400万円(同283.1%増)、最終利益3200万円(同288.1%増)となった。

コンシューマー向け製品と法人向け製品が順調に推移した、としている。法人向け製品8400万円(前年同期比29.3%増)、法人向けサービス5500万円(同1.3%減)、コンシューマー向け製品3300万円(同87.7%増)となった。

東京オリンピック・パラリンピックの開催延期に伴いオリンピック関連案件の発注延期、海外からの観光客減少に伴う多言語案件の減少等の影響があったが、企業のテレワーク対応、学校のオンライン授業対応等により、eラーニング教材、動画等でのナレーション作成用途での需要が増加した。

また、個人の外出自粛に伴いコンシューマー向け製品の需要が拡大。同社は、需要が拡大している分野への拡販を進めるとともに、ポストコロナを見据え、次世代音声合成エンジン「AITalk5.0」の提供開始、セレンス社との技術連携強化、営業体制の強化等を進めたという。
エーアイ

会社情報

会社名
エーアイ
企業データを見る