monoAI technology、杉田智和さんナレーションのAIQA事業の紹介動画を公開! CEDEC2020では3つの講演も実施
monoAI technologyは、9月2日、声優の杉田智和さんナレーションのAIQA事業紹介動画を、国内最大のゲーム開発者イベントCEDEC 2020と、 monoAI technology公式Youtubeチャンネルで公開すると発表した。
また、 CEDEC2020ではmonoAI technologyグループから、 3セッション5名が登壇し、 研究開発中のAIによる自動プレイや、 仮想空間ソリューションである『monoAI xR CLOUD』の技術情報を発信する。
■AIQA事業紹介動画について
動画では「人とAIのコラボレーション」をテーマに品質管理業務を更に進化させるmonoAI technology独自の攻めのテストサービスについて紹介している。
従来の開発現場では、 「バグを減らすためにとりあえずデバッガーの人員を増やしているが、 テスト会社からはスキルの高い人がアサインされるかわからない」といった声が挙がっていた。
しかし弊社では、 単純な人力作業ではなく、 ソフトウェア手法に基づいた適切な改善提案から開発フローや担当者の弱点の可視化を行った上で、 AIや自動化の力を借りた効率的な品質管理を行っている。
人が主導してAIが補う、 かつてない「攻めのテストサービス」を目指し、 理論とAIで品質管理に革命を起こせるよう日々邁進していると、同社は説明している。
■CEDEC2020登壇について
CEDEC2020にてmonoAI technology及び、 グループ会社であるモノビットエンジン、モリカトロンから3セッション、 5名が登壇する。
<9月3日16時45分 ~ 17時45分>
・タイトル
10万同時接続可能な仮想空間プラットフォーム「monoAI xR CLOUD」のご紹介と、 その基盤を支えるモノビットエンジン最新活用事例
・登壇者
モノビットエンジン 代表取締役社長 安田 京人 氏
・内容
monoAI technologyでは、 10万人規模のバーチャル空間イベントを実現可能な仮想空間プラットフォーム「monoAI xR CLOUD」をリリースした。
2020年7月3日の発表後、 数十社に登る会社よりお問い合わせをいただくなど、 多くの反響がある。そんな「monoAI xR CLOUD」の基盤には数々のゲームを支えてきた、 リアルタイム通信のミドルウェアモノビットエンジンが使用されている。
本講演では、 「monoAI xR CLOUD」の紹介と、その中でモノビットエンジンがどのように使用されているか紹介する。
また、 ARデバイスであるHoloLens2に対応するなどのモノビットエンジンの最新アップデート情報をお知らせする。
https://cedec.cesa.or.jp/2020/session/detail/s5f069e3d722c1
<9月4日9時45分 ~ 10時45分>
・タイトル
攻略、 接待、 変更に強いAIプレイヤー開発のためのアプローチ
・登壇者
モリカトロン AIエンジニア
本間 翔太 氏
馬淵 浩希 氏
竹内 将 氏
・内容
機械学習によるAIプレイヤーはリアルタイムな戦略ゲームで人間のトッププレイヤーと対戦するまでに急成長を遂げている。また、 UnityやUnreal Engine 4といったゲームエンジンで機械学習を行えるようになってきましたが、 この技術がすぐにゲーム開発に使えるかというと、 残念ながらそうではなくゲーム開発特有の様々な問題がある。
本セッションでは、 このような問題を解決するためのAI開発の研究成果について紹介する。 具体的には、 実際のUnityの3DアクションアドベンチャーやUnreal Engine 4の格闘ゲームを題材にして、 最適な攻略手順を見つけ出すAIプレイヤー、 仕様変更に強いAIプレイヤー、 プレイヤーの力量に合わせて手加減、 接待をするAIプレイヤー開発のための具体的な工夫、 アプローチについて動画を交えて説明する。
https://cedec.cesa.or.jp/2020/session/detail/s5e81d266b8781
<9月4日16時45分 ~ 17時45分>
・タイトル
AIにゲームをデバッグさせることは出来るのか? Season2 ~monoAI technology AIQAツール開発チームの挑戦~
・登壇者
monoAI technology 代表取締役社長
本城 嘉太郎 氏
・内容
monoAI technology株式会社では、 AIによるデバッグの自動化を目標としつつ、 人間のテスターが行うデバッグ業務のサポートや、 自動化や効率化、 テスト品質アップなど、 デバッグ効率を最大化するためのAIやツールの研究開発を積極的に行っている。
昨年のCEDECでも、 当社で開発した自動化ツールについて紹介したが、1年後、 どれくらいツールが進化して、 どのような成果を出せているのか、 Season2として最新情報を発表する。
https://cedec.cesa.or.jp/2020/session/detail/s5f069e6dc2180
会社情報
- 会社名
- monoAI technology株式会社
- 設立
- 2013年1月
- 代表者
- 代表取締役社長 本城 嘉太郎
- 決算期
- 12月
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 5240