バンダイナムコ研究所、国際的コンペティションKaggleの「Halite」で同社のAI研究開発エンジニアがGoldメダルを受賞

バンダイナムコ研究所は、9月24日、データ分析と機械学習の国際的なコンペティションプラットフォーム「Kaggle(カグル)」のシミュレーションコンテスト「Halite by Two Sigma」で、同社の技術開発本部のAI(人工知能)研究開発エンジニア會田 翔氏がGoldメダルを受賞したことを発表した。

「Kaggle」は、全世界約300万人が登録する最大規模の、データ分析と機械学習のコンペティションプラットフォーム。登録は無料で、オンライン上で企業や政府機関などによるさまざまな課題のコンペティションが開催されており、世界中のデータサイエンティストが競い合いながら課題に挑戦し、英知を共有している。


Halite」は、Two Sigmaが制作したAIプログラミングチャレンジで、複数の船を製造・操作して「Halite(岩塩)」を採取し持ち帰るという4人同時手番のターン制対戦ゲームす。参加者は、このゲームをプレイするAIを開発し、提出する。「Kaggle」上では、登録されたAIのうち実力が近い者同士がマッチングされ、ゲーム終了時の「Halite」の量に応じて順位(1~4位)を決定。その順位に応じて一戦ごとにAIのスコアが変動する。競技期間中対戦を繰り返し、期間終了時点のスコアで順位が決まる。

今回のコンテストでは、1143チームが参加するなか、會田氏はチームではなく個人で参加し、2位という成績を収めた。

バンダイナムコ研究所技術開発本部では、新しいエンターテインメントを創出すべくAIを筆頭に広く先端技術の研究開発を行っている。研究開発スキルの向上を目的に、「Kaggle」コンペティションへの参加についても奨励している。
バンダイナムコ研究所

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バンダイナムコ研究所
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