モバファク、第3四半期は6.4%の減収にとどめる 新型コロナで位置ゲームのイベント減もDAU&移動系アイテム販売堅調 広告費は獲得単価高騰で高止まり
モバイルファクトリー<3912>が本日(10月23日)発表した第3四半期(2020年7~9月)の連結決算は、売上高が前年同期比で6.4%減の6億8800万円、営業利益が同28.1%減の1億9700万円と減収減益だった。前年同期比で2ケタの減収減益はこれで3ヶ月連続となる。
新型コロナウイルスによる外出自粛でイベントやコラボなどを中断・延期した影響で、主力の位置ゲームが減収となったものの、DAUや移動系アイテムの販売は堅調に推移しており、減収は1桁%台にとどめた。イベントやコラボについては順次再開しているという。
他方、巣ごもり消費の影響か、広告によるユーザー獲得単価が高騰しており、広告宣伝費が高水準に推移し、収益を圧迫したようだ。広告宣伝費は、前年同期比2.8倍の5100万円となった。広告宣伝費の5000万円超えは3四半期連続となる。
会社情報
- 会社名
- 株式会社モバイルファクトリー
- 設立
- 2001年10月
- 代表者
- 代表取締役 宮嶌 裕二
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高33億7000万円、営業利益9億4500万円、経常利益9億4000万円、最終利益ゼロ(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3912