コーエーテクモの9月中間のスマホゲーム売上高、90%増の88億円 『三国志・戦略版』と『三國志 覇道』が寄与 大型の新作も続々リリース予定
コーエーテクモホールディングス<3632>は、9月中間決算で、モバイルゲームの売上高が前年同期比で90.9%増の88億円だったことを明らかにした。IP許諾を行っている『三国志・戦略版』のロイヤリティ収入が引き続き好調に推移した。『三国志・戦略版』は、アリババゲームスによって中国本土で運営されており、月間のセールスランキングでも7ヶ月連続で3位となるなど競争の激しい当地でも好調に推移している。
さらに、9月から運営を開始した『三國志 覇道』もApp Store、Google Playの各セールスランキングにおいて20位以内に入るなど好調なスタートを見せ、モバイルゲームの収益を押し上げた。同タイトルは、10月に入っても堅調に推移しており、引き続き収益に貢献しそうだ。
なお、一騎当千の爽快アクションを手軽にプレイできる『真・三國無双』や、「midas」ブランドの新作スマートフォンゲーム『真・北斗無双』など、下期以降、強力な新作タイトルのリリースが控えている。さらにIP許諾タイトル『真・三國無双 覇』も中国本土で事前登録300万人を突破するなど現地でも期待を集めており、今後、さらなる拡大が期待できそうだ。
会社情報
- 会社名
- コーエーテクモホールディングス株式会社
- 設立
- 2009年4月
- 代表者
- 代表取締役会長 襟川 恵子/代表取締役社長 襟川 陽一
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高845億8400万円、営業利益284億9400万円、経常利益457億4100万円、最終利益337億9200万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3635