任天堂<7974>は、この日(11月5日)開示した9月中間決算で、モバイル・IP関連収入が前年同期比で33.9%増の267億円と大幅に伸びたことを明らかにした。『どうぶつの森 ポケットキャンプ』と『マリオカートツアー』を中心とするモバイルゲームの売上が堅調だったという。
『どうぶつの森 ポケットキャンプ』では、7⽉に対応言語を追加し、台湾、香港、マカオでの配信を開始した。多くの人が新しくダウンロードを行っているとのことで、アジア圏における「どうぶつの森」シリーズの展開が拡大している。
また、サービス開始から1年を迎えた『マリオカート ツアー』では、10月に「1st アニバーサリーツアー」を実施したほか、6つのモバイルアプリのサービスを継続して運営しており、稼働、売上ともに順調に推移した、としている。
なお、 IP関連ビジネスは、ユニバーサルスタジオジャパンが21年春の『SUPERNINTENDO WORLD』の開業を発表。また、『SUPER NINTENDO WORLD』とは別に、マリオの世界が散りばめられた飲食店舗と物販店舗が一体となった『マリオ・カフェ&ストア』が10⽉16日にオープンした。
会社情報
- 会社名
- 任天堂株式会社
- 設立
- 1947年11月
- 代表者
- 代表取締役社長 古川 俊太郎/代表取締役 フェロー 宮本 茂
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1兆6718億6500万円、営業利益5289億4100万円、経常利益6804億9700万円、最終利益4906億0200万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 7974