【ゲーム株概況(12/7)】1Q決算が大幅増益で着地のエイチームが異彩を放つS高 QonQで収益回復のポールHDは4日ぶり反発 DLEは大幅続落

12月7日の東京株式市場では、日経平均は続落し、前日比203.80円安の2万6547.44円で取引を終えた。新型コロナウイルスの感染拡大への懸念が市場の心理を大きく冷やした。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、難地合い下でエイチーム<3662>がストップ高するなど異彩を放った。エイチームは、前週末12月4日に発表した第1四半期決算が、自転車EC「サイマ」の高成長で大幅な増益となったことが素直に評価されているようだ。

また、バンク・オブ・イノベーション<4393>が大幅続伸したほか、コナミHD<9766>やカプコン<9697>、任天堂<7974>など大手ゲーム株の一角がしっかり。

周辺株では、前週末4日に第3四半期決算を発表し、四半期ベースでの収益回復が鮮明になったポールHD<3657>が4日ぶりに反発した。

半面、DLE<3686>が大幅続落し、マーベラス<7844>やケイブ<37460>、マイネット<3928>なども売られた。

今週10日に第2四半期の決算発表を控えるgumi<3903>も反落した。


■関連銘柄
株式会社エイチーム
https://www.a-tm.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社エイチーム
設立
2000年2月
代表者
代表取締役社長 林 高生
決算期
7月
直近業績
売上高239億1700万円、営業利益5億6200万円、経常利益6億900万円、最終利益9億5300万円(2024年7月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3662
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