2020年ゲームアプリ市場、『モンスト』が売上首位奪還、『ツイステ』9位に登場 カジュアルゲームや『ポケ森』DL数で台頭 『ツムツム』MAU首位

App Annieは、2020年のアプリ市場におけるダウンロード数や消費動向を発表した。ゲームアプリについては、売上ランキングについては『モンスターストライク』が首位に返り咲いた。また、ダウンロード数については、カジュアルゲームの比率が上がったこと、そして、『あつまれどうぶつの森』の大ヒットの影響もあって『どうぶつの森 ポケットキャンプ』も上位に入ったという。


【ゲームアプリランキングTOP10消費⽀出】
ゲームの消費⽀出においては、⽇本のパブリッシャーが優勢な状況が続く。『モンスターストライク』が首位に返り咲いた一方、前年首位だった『Fate/Grand Order』が2位となった。コロナ禍でも、『ドラゴンクエストウォーク』、『プリンセスコネクト︕Re:Dive』といったコアゲームの中でもRPG に分類されるゲームが昨年と⽐較して順位を上げる結果となった。





【ゲームアプリランキングTOP10 ダウンロード数】
全体としてカジュアルゲームの台頭が目立った。『トゥーンブラスト』、『Gardenscape』といったようなパズルゲームが⾸位を獲得している。

さらに、Nintendo Switchでも好調な『あつまれどうぶつの森』のアプリ版である『どうぶつの森 ポケットキャンプ』が2位にランクインし、モバイルゲームがこの2〜3年でゲームデバイスの主流になってきている事実を⾊濃く反映している。

『ドラゴンクエストタクト』、『ディズニー ツイステッドワンダーランド』といったような今年リリースされた新規タイトルも多数、頭⾓を現している。

また、2020年上半期に50億ダウンロードを記録している世界的に⼈気な『ハイパーカジュアルゲーム』(直感的にプレイできるゲーム)と呼ばれるジャンルのゲームが日本においても主流になってきている。6位にランクインしたフランスゲーム企業Voodoo 社の『全部押そう』、7位にランクインした『Brain Out』は、世界で2020年上半期のダウンロード数が最も多いハイパーカジュアルゲームだった。




【ゲームアプリ ⽉間アクティブユーザー数 ランキングTOP10】
上位5つのアプリについては昨年と⼤きく変動がないものの、6位にランクインした『あんさんぶるスターズ︕Music』10位にランクインした『Call of Duty』など特に海外勢の躍進が目立った。


 
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